好日山荘 ガイドコラム

好日山荘契約ガイドによる山のコラム

北アルプス大縦走 part.4 最終回

◯8日目(9/9)
針ノ木小屋2536mー蓮華岳ー七倉岳ー船窪小屋2461m
登り848m 下り923m 距離6.5km
f:id:shimadaguide:20190923095539j:plain
f:id:shimadaguide:20190923095615j:plain
f:id:shimadaguide:20190923095642j:plain
今日の行程も短いとのんびり気分になりがちだが、実際はそうでない。緩やかに蓮華岳を登り、7月にはコマクサの大群落が見れたであろう葉が残っていた。扇沢ー針ノ木ー種池ー扇沢の周回コースは花も紅葉も楽しめそうで良いコースだ。それにここ蓮華岳のピストンをすればさらに大町の北アルプスを存分に味わえる。しかし蓮華岳ー北葛岳ー七倉岳ー船窪岳ー不動岳ー南沢岳ー烏帽子岳の間は様相を一変し、急斜面の直登と下降を繰り返す上に脆いガレ場に側面が切れ落ちた箇所も多い。蓮華岳の下りからこの縦走路のそれらは見て取れる。北アルプス縦走では最も地味で苦しい区間として有名だ。私たちは七倉岳から北アルプス主稜線を離れ船窪小屋から下山することとした。常連登山者も多い船窪小屋はランプの小屋。とても雰囲気のある昭和の雰囲気のある山小屋だ。

◯9日目(9/10)
船窪小屋2461ー七倉ダム1050
登り45m 下り1456m 距離4.0km
f:id:shimadaguide:20190923095720j:plain
f:id:shimadaguide:20190923095804j:plain
f:id:shimadaguide:20190923095829j:plain
下り始めの樹林帯までは展望が良く高いところにいる実感がする場所だ。高瀬ダムの上流には槍ケ岳や大天井岳、その下流には大町市。模型のように俯瞰して見下ろせる景色はこの北アルプス縦走を終える下山には何か感慨深いものを感じさせられる。「よくここまで頑張った」三人ともがそう思っていたに違いない。そんな余韻にふける間もなく樹林帯に入ると激しい急降下になった。木の根と木のはしごを慎重に一歩また一歩足を下ろしていく。随分降りたつもりでも実はそうでなかったりするのが急降下の登山路。休憩を増やしながら膝を痛めないように降りる。やがて川の音が増してくると七倉山荘もちらりと見え出し安堵するが、まだまだ着かない。そういうものだ。最後の力を振り絞り、体がカクカクしながらようやく川べりの平へ着くともう終着地の登山口が見えてきた。9日間の縦走の思いと早くお風呂に入りたい気持ちが混ざりながら
長い山旅が終わった。


日本海から北アルプスへ登る。
この目的の奥には豊かな自然と人情が待ち受けていた。標高を稼ぐことに自然の豊かさと変化を味わい、
登山道の整備や山小屋のぬくもりから人情を味わった。山並みの向こうには帰し日本海を望み、行く先には、広大な白馬三山、岩稜が続く後立山連峰を望み、
素晴らしい景観のど真ん中を闊歩する。贅沢なものだ。最終は船窪小屋から七倉ダムへと下山した結果、
9日間、累積標高差+10687m−9637m、90kmの大縦走となった。この長い登山中、私たちはそれぞれ感じ考えさせられ、自分の体力と闘い目的をなしとげた。知識、技術、体力、感情、それは登山者の経験や感性で様々だろう。
しかし三つ皆が同じことがいえる。
一つは浄化だ。登山中、誰もが気がつけば、白紙状態になれる事だ。
一つは歩き続けるしかない。コツコツ努力は自分を裏切らない事だ。
一つは自然の偉大さと自然の摂理から何かを学んでいる事だ。
無垢な素直な気持ちになれる登山、だから山はやめられない。

今回重宝した好日山荘アイテム

◯ハイパーシェルジャケット
雨具で代用はできるものの
それほど大袈裟でなく厚手でなく
気軽に着れるウインドブレーカー
ちょっとした雨や風、低温時に
調整しやすく着心地がよいので
良く着ていました
http://www.kojitusanso.com/shop/g/g5052071983275_b20401010/

◯トレッキングメッシュグローブ
薄手でお手頃な手袋
滑りやすい鎖場、梯子ではもちろん
ガレ場や岩場でのケガ防止にもお役立ち
着脱しやすく軽くてとてもいいです
http://www.kojitusanso.com/shop/g/g4589676405617_b2040/

◯ショートゲーター
栂海新道では最も活躍しました
泥よけはもちろん、靴に雨が浸透するのも
ずいぶん防いでくれました
http://www.kojitusanso.com/shop/g/g5052071884046/

◯ストック1本
縦走中常に一本あると疲れや膝の痛みを
軽減してくれました
http://www.kojitusanso.com/shop/g/g4589676406072/

◯バーグハウス ポーチ
緊急袋用、生活用品袋、携帯とバッテリー袋
と色で使い分けて便利です
http://www.kojitusanso.com/shop/goods/search.aspx?search=x&filtercode13=1&keyword=%83%7C%81%5B%83%60



島田ガイド事務所 島田和昭
https://www.naturalstyle-guide.com
信濃毎日新聞MGプレス
https://mgpress.jp
上高地五千尺ホテル
https://www.gosenjaku.co.jp
サムソナイトジャパン=グレゴリー
https://www.gregory.jp
エイアンドエフカントリー
https://aandf.co.jp/#/

北アルプス大縦走 part.3

◯6日目(9/7)
冷池小屋2410mー爺ヶ岳ー種池ー新越小屋2465m
登り 675m 下り 620m 距離 8km
f:id:shimadaguide:20190923092400j:plain
f:id:shimadaguide:20190923092433j:plain
f:id:shimadaguide:20190923092503j:plain
台風の影響が午後から出る恐れもあり、今日はペースダウンして半分休養する登山行程とした。昨日の激しい岩稜やガレ場とは違い、たおやかな爺ケ岳の尾根歩きだ。扇沢から子連れの登山者も目立ち北アルプスの中でも初心者向けに登りやすい安全なルートと言える。私たちものんびりと快晴のアルプス眺望を楽しみ、また小屋の主との会話から山小屋運営や大町登山案内人組合の歴史に思いを馳せた。このコースは富山側の剱岳の展望が特に素晴らしい。大町市には大町山岳博物館がありぜひ一度訪問して欲しいところだ。早々に新越山荘に到着すると若い支配人が出迎えてくれアットホームで優しい小屋の空気に包まれた。

◯7日目(9/8)
新越小屋2465mー鳴沢岳ー赤岩岳ースバリ岳ー針ノ木岳ー針ノ木小屋2536m
登り1295m 下り1224m 距離7.5km
f:id:shimadaguide:20190923092559j:plain
f:id:shimadaguide:20190923092634j:plain
f:id:shimadaguide:20190923092711j:plain

台風影響もほどほどだがまだ時より風速10mになるガスに包まれた稜線を進んだ。風速1mで体感温度は1度下がると言われているように、休憩時に止まっていると低体温症が想像できるほど寒くなる。ここはツェルト(簡易テント)を使用し休憩。初めて使う登山者は皆、こんなに暖かいのですね、断然違う、とそう言いますね。歩行中も雨は降らないがあえて雨具を着る。それは防水機能だけでなく、防風機能も備えているし、身体と雨具との間に空気の層ができれば暖かいものだから利用する手はない。赤岩岳、スバリ岳と所々に油断できない岩場やガレ場を越えて針ノ木頂上へたった。頂上からは黒部湖を見下ろすあの高度感や広大さは圧巻だ。頂上から小屋までは稜線伝いでは困難な岩峰を越えねばならず登山道は扇沢側のカールをトラバースする形で小屋へと向かう。その急斜面はトラバースは上部からの落石に充分に気を配りながら素早く通過したい地形だ。その厳しい斜面ではクマに猿に雷鳥にと野生動物オンパレードで山の深さを感じることとなった。針ノ木小屋では歌人で登山家の百瀬慎太郎のひ孫が支配人として出迎えてくれた。屈強で優しいネパール人がこの厳しい環境の小屋の歩荷や道普請をしてくれているようだ。

北アルプス大縦走 part.2

◯4日目(9/5)
白馬山荘2832mー杓子岳ー鑓ヶ岳ー不帰キレットー唐松岳ー唐松山荘2610m
登り 1170m 下り1392m 距離11km
f:id:shimadaguide:20190922085756j:plain
f:id:shimadaguide:20190922085850j:plain
f:id:shimadaguide:20190922085947j:plain
f:id:shimadaguide:20190922090020j:plain
f:id:shimadaguide:20190922090050j:plain
素晴らしい雲海の朝を迎えた。杓子岳、鑓ヶ岳を越え天狗の頭へ向かう。この間はある意味誰もが想像するような理想的な北アルプス縦走路を思わせる。ほどよい登り降りと広大な景色、歩きやすい登山道の上雲海が広がりすこぶる快適だ。改めて振り返るとまだ富山市内や日本海が見えるのも不思議でおもしろいものだ。天狗を越え長い下りを終えるといよいよ不帰キレット。ここは要心して、ヘルメット、ハーネス装着し、万全を期して岩場を越えた。スレ違いがなかったのはラッキーで、他の登山者がいると緊張感は倍になる。浮石の多い不帰キレットこそ、丁寧な動きと浮石の観察やルートの確認は重要だ。幾つもの危険箇所を越えて唐松山荘に到着すると、人間力100%の唐松山荘支配人中川さんに迎えられ安堵した。
唐松山荘はある意味特殊な場所だ。八方ゴンドラからの日帰りや初心者登山者もいれば、五竜からの初級、中級登山者、不帰からの中級、上級登山者、さらには黒部川へと繋がる長大なコースをゆく充分な体力を持つ登山者が行き交う。
中川支配人はその様々な登山者にいつも丁寧に目線を合わせて接し、問題のあった登山者に愛情を注がれている。気持ちの持ち方や心の在り方を考えさせられます。


◯5日目(9/6)
唐松山荘2610mー五竜山荘ー五竜岳ー八峰キレットー鹿島槍ヶ岳ー冷池小屋2410m
登り 1485m 下り 1685m 距離 12km
f:id:shimadaguide:20190922085442j:plain
f:id:shimadaguide:20190922085524j:plain
f:id:shimadaguide:20190922085600j:plain
f:id:shimadaguide:20190922085631j:plain
f:id:shimadaguide:20190922085709j:plain
出足の鎖場、ガレ場の下りは一般ルートとはいえ厳しい。しかもヘッドランプでの下りでより怖かったことだろう。不帰キレットと同じく、絶対に滑落は許されない場所だ。緊張の下りを終え、五竜山荘につくと五竜岳を目前にしたインパクトのある景色でくつろぐ登山者が多く見られた。ここも遠見尾根からの初級登山者がおおいところだ。五竜岳も抜群に眺望がよい山だ。そしてその頂上からゆくべき鹿島槍ヶ岳が岩峰の尾根の先の先に見えている。浮石の多い緊張の大くだりは、前向きに後ろ向きにと状況にあわせながら丁寧におりる。絶対に落ちられない場所では、ストックもザックにしまいこみ、四つの手足のうちひとつづつを動かす、三点確保で安全に乗り越えていく。ようやく岩場をやりすごし突如として表れるキレット小屋は登山者にとってとても頼りになる。水を充分に補給し、いよいよ八峰キレットだ。それほど細い尾根を歩くわけでもないが決して油断はできない。どこもかしこもスリップや転倒すらゆるされない。一歩づつ、確かめながら登りきるとようやく鹿島槍ヶ岳の雄姿がみえてきた。コルから南峰までの稜線も危険箇所は多く緊張を保ちながら、見た目よりは広々とした頂上へたった。これまでのルートを振り返れば、自分達の頑張りに登山者の誰もが歩くことの素晴らしさを感じることだろう。冷池小屋につくと望月支配人があたたかくむかえてくれた。

北アルプス大縦走 part.1

親不知から北アルプスの山々へ。
取材をかねた大縦走を完登するために、ガイドとして最も気を使うところは、体調管理と天候の読みだ。ペース配分を乱せばあとからそのつけがやってきて終盤に衰え、完登は厳しくなる。天候の変化や飲料や行動食不足で熱中症や低体温症になれば縦走を続けることはできない。同行者の技術体力にあわせながら天候の機嫌を見定めてひとつひとつ山を登ることとなった。

◯1日目(9/3)
親不知0mー尻高山ー白鳥山ー栂海山荘1540m
登り 2318m 下り 778m 距離 15km
f:id:shimadaguide:20190921074621j:plain
f:id:shimadaguide:20190921074711j:plain
有無を言わさない急登はある意味、覚悟をさせてくれる旅のはじまりだ。焦らずしかし無駄なく雨天の辛抱の登り。ここでは決して大股歩きはしてほしくないものだ。アルプスの縦走路のはじまりの景色を楽しみに丁寧にコツコツ歩くしかない。泥道も所々ありスパッツが役に立つ。暑くてもケガ防止で長袖で歩きたいところですね。栂海山荘は事前申請し宿泊。直前に雨が降っていれば雨水を利用して煮沸や浄水器で飲料にできる。雨のない時なら蓮華の水場で確保する必要あり。

◯2日目(9/4)
栂海山荘1540mーサワガニ山ー朝日岳ー朝日小屋2150m
登り 1430m 下り 820m 距離 14km
f:id:shimadaguide:20190921075319j:plain
f:id:shimadaguide:20190921075421j:plain
サワガニ山までの小さなギャップをいくつも越えるとアルプスらしさが少しでてくる。池塘混じりの景色を眺めながらたおやかに高度を稼ぎ朝日岳へ向かう。この辺り雪渓で取り残された7月の高山植物が姿を表すのも楽しみのひとつだ。ニッコウキスゲ、ハクサンフウロ、ウサギギク、可憐に咲く花と雪渓、今回は雷鳥もたくさん現れ疲れを癒してくれた。北アルプスでありながらどこか北海道や東北の縦走路を感じさせる雄大な尾根を登っていく。朝日岳からはよく手入れのされた登山道を富山側へ下り、人気の小屋 朝日小屋に到着する。朝日小屋オーナー清水ゆかりさんの登山者目線の心配りが小屋の随所に表現され、たいへん快適で心地よい時間を過ごすことができた。

◯3日目(9/4)
朝日小屋2150mー雪倉岳ー白馬岳ー白馬山荘2832m
登り 1421m 下り 739m 距離 12km
f:id:shimadaguide:20190921080043j:plain
f:id:shimadaguide:20190921080136j:plain
険しさの目立つ北アルプス南部と違い、静かで山に包まれるように登山を楽しめるのがこのコースだ。雪倉岳までの豊かで雄大な自然、雪倉岳からは森林限界を越えた白馬岳は雰囲気を一掃し、いよいよ北アルプス北部、後立山連峰に入る。代表格白馬岳へ登頂し、 山荘はもう目の前だ。今までに比べ一気に登山者も賑やかになってきた。白馬山荘は800人収容ができる巨大な山荘。ほんとによくここに建てられたなと感心するしかない。

つづく

ABC朝日放送テレビ おはよう朝日です40周年 キリマンジャロチャレンジ!!

久しぶりのコラムアップです。

8月20日から9月1日まで「おはよう朝日です」40周年企画でキリマンジャロ登頂ロケのガイドとしてタンザニアに行ってきました!!

 

関西の方はおなじみの番組 岩本アナウンサー、正木お天気キャスターとスタッフ4人をお連れしての登山。これまでに何度も登っているキリマンジャロ山ですが、撮影をしながらの登山はこれまでと違い大変厳しい登山となりました。

 

9月9日の放送まで「ネタバレ絶対禁止!!」と言われていますので、少しの写真しかお見せできませんが良かったらご覧ください。

 

f:id:saruatsushi:20190905184200j:plain

まだまだ前半マンダラ小屋 2700M ジャングルを抜けた先の山小屋到着(まだ元気)

 

f:id:saruatsushi:20190905184329j:plain

キャンプ2 雲上のホロンボ小屋 3720m ほぼ富士山山頂

 

f:id:saruatsushi:20190905184452j:plain

3日前はジャングルだったのがこの日は砂漠。4700m地点を登る。

 

この先は是非9月9日~12日の4日間放送でご覧ください!!

(関西の方限定です・・・。自分も長野なので見れません 涙)


登山道の浮石は無くならない ならば歩くチカラを身につけよう!

9月には三連休が2回ありますね。秋雨前線が気になる今タイミングで準備と計画はいかがでしょう?

f:id:katomoji:20190828091818j:plain

秋はアルプスからやってくる!


例えば、北アルプス穂高連峰縦走では浮石がなくても凸凹が激しい登山道、かつての氷河によってつくられた岩塊が積み重なったカールの中の登山道、崩壊しつつある岩体の弱点をつないでつくられた登山道など多様な登山道がでてきます。

落石は普通にの発生します。 ⇒ だから (Yahooニュース 加藤の記事です)

どうしたら、山を歩くのが上手になるでしょうか?

f:id:katomoji:20190827172226j:plain

涸沢カール ザイテングラードにむかって

年齢の高い世代なら、ゆっくり丁寧に歩くこと第一にしていますが、スムーズな動的バランス力は実際に繰り返し行うことでしか身に付きません。

どの石が安定しているか、石のどこに靴を置くのか、見た瞬間に判断する力をつけるにはどうしたら良いでしょうか。山を安定して歩くチカラを身に付けるにはたくさんの山に出かけるのが一番です! が・・・

 私のおすすめ ⇒ 先ずは高低差が少ない河原歩き です。

f:id:katomoji:20190827173138j:plain

目の前の地形を良く見て!

岩の質、濡れているのか、乾いているのかによっても変わります。

登山靴の性能と靴底ラバーの摩耗の程度でも変わります。

f:id:katomoji:20190722172750j:plain

新しい靴底は安心感が違います!

アルプスなら、ガレ場歩きや角が尖った岩に足を置くことが多くなることでしょう。

f:id:katomoji:20190828094446j:plain

どんなに性能が良い靴も消耗品です。安全性能と快適性能は劣化します!

増税前の9月!あなたの登山靴、今晩確認してみてくださいね。

 

秋の新ツアーをアップしました。加藤校長と歩く!少人数の企画です。お早めに!

11/5~6 秋の大杉谷と大台ケ原 

好日山荘登山学校の実技 ⇒ こちら

 

秋はすぐそこに。山歩きをはじめる良いタイミングです。

ジリジリと焼けるような陽射しと強烈に冷やされた屋内で身体の調子が今一つ、そのような方は結構いるのではないでしょうか。

山歩きに出かけてリセットしましょう!

f:id:katomoji:20190826161247j:plain

9月に入ると寒暖の差が大きくなります。

何歳からでも始めることができるのが山歩きの良いところです。

 ⇒ 「60歳から始める山歩き」は人生を豊かにする。山歩きをはじめるあなたへ贈る5つのメッセージ 

9月は新しい仲間を誘う絶好のタイミング。先ずは頂上にこだわらずに秋の七草を探しながら森の中を歩いてみるのも良いですね。

キャンプ場を活用してテント泊で虫の音のBGMも素敵です。

 ⇒ テント泊 高島トレイル

f:id:katomoji:20190826162120j:plain

乗鞍岳

9月に入って紅葉が綺麗な山に行くとき、私が必ず追加する装備はこれです。

 ⇒ 秋のハイキングに必要な小物

出かける地域や標高で変わりますが、リュックサックの取り出しやすい場所に収納しておきましょう。

1:薄手のニット帽 頭部からの熱放散を防ぎます。

2:薄手のネックゲーター 頸部からの熱放散を防ぎます。

3:防風性をもった中厚のグローブ 手首から指先は冷えやすい部分です。

4:熱いお湯を入れたテルモス 温かい食べ物・飲み物で身体の内部を温かく

5:薄手ダウンジャケット 休憩時に着用します。

もちろん、レインウェア、ヘッドランプ、をはじめとする基本装備は必須ですよ。

 

秋の新ツアーをアップしました。少人数の企画ですのでお早めに!

11/5~6 秋の大杉谷と大台ケ原