スノーシュー・ワカン
厳しい寒さが続いています。 中国山地も厳冬期らしい雪山でした。西中国山地での講習もラッセルしかできなったです。ワカンとスノーシューでひたすら登りました。東斜面の樹林帯なので、風の影響も少なくてよかったです。 ラッセルは雪をかき分けて進んでい…
今シーズンの中国山地は雪山を楽しむ事ができました。 中国山地は、標高1000~1300m程のなだらかな山が東西400㎞に脊梁となっています。冬、日本海側は季節風の景況が強く雪が多いのが特徴です。湿った重たい雪です。雪山講座の基本の足回りはスノーシュー・…
足跡の無い場所を歩くのは楽しいですね。ラッセルについては過去ブログを参考に↓ ラッセルのすすめ - 好日山荘 ガイドコラム とは言いつつ、場所場所ではこの辺りの先住民であるウサギのトラックが。ウサギは自分の居場所が分からなくするようにこのように沢…
立山に来ました。本年は積雪も豊富、寒気流入も伴い既に『厳冬期』といった感じです。 この日の気温は室堂周辺で約マイナス11度。風速は時折、10m以上ありました。一般的に風速1mで体感温度が1度下がると言われていますが、低温状態では影響がもっと大きくな…
前回の記事、季節の変わり目 - 好日山荘 ガイドコラムに引き続き『季節の変わり目Vo.2』です。 今週末は山行を楽しみにしていたのに雨のせいで山に行けず、残念な方も多かったのではないかと思います。季節の変わり目3月中旬から 4月上旬にかけて, 菜の花が…
最近はコンスタントに降雪があり、冬らしい感じになってきました。積雪期の登山の楽しみの一つといえば、ラッセル。しまった密度が濃い雪は、比較的沈みにくいですが、降ったばかりの低密度の雪は沈みますのでラッセルが必要になります。 岐阜・大日ヶ岳で新…
アイゼンやピッケル、これからの時期や夏山であってもまだまだ使用したりしますが、無雪期には使用しないであろう道具類のメンテナンスをここ最近の晴れの日を利用しいたしました。 アイゼン、ピッケルはしっかり洗って汚れを落とし、写真のように錆がある場…
雪山はラッセルがつきものです。 つらい作業ですが、やり遂げた充実感はあります。 ちなみラッセルは日本語です。英語はTRAIL BREAK。 そこで必携道具、日本特有の優れモノ わかん。 写真左は芦峅わかん。右はアルミわかんです。 違いは ・芦峅わかんの方が…
まず私の道具を 左上:アルミわかん 左下:芦峅わかん(竹製。形状が丸に近いです。) 右:MSRスノーシュー(今のEVOの前のタイプに近い) お互いを比べてみると ●わかん 長所: ・軽量、コンパクト ・急斜面でも登行可能。アイゼンを付けることもできる。 短所 …
氷ノ山の雪山登山に使用した今回の深雪対策ツール 和かんじき(写真左下) スノーシュー・平地タイプ(写真上×2) スノーシュー・山岳タイプ(写真右) それぞれ比較しますと 和かんじき +面:急斜面での登行が可能 アイゼン装着でさらに厳しい斜面や氷化…