まず私の道具を
左上:アルミわかん
左下:芦峅わかん(竹製。形状が丸に近いです。)
右:MSRスノーシュー(今のEVOの前のタイプに近い)
お互いを比べてみると
●わかん
長所:
・軽量、コンパクト
・急斜面でも登行可能。アイゼンを付けることもできる。
短所
・新雪や柔らかい雪だと潜る。
長所:
・新雪や柔らかい雪に非常に有効
短所
・かさばる、重い。
・急斜面が登れない。雪が堅い時滑る。
とそれぞれの長所・短所がそのまま反対になります。
写真でみると。
日本の山で随時変化する雪質・斜面に対応できます。
もちろんキックステップ(フロントポイント)も可能です。
スノーシューで固めの雪になるとこれくらいが限界でしょうか。
● では日本の山にはなにがいいか?
日本の冬山登山をやろうと思うのならわかんです。使うか使わないかわからない場合でも持って行けます。
4月くらいから残雪期の山で、雪の表面は堅いが足を入れるとズボズボ潜る可能性がある時も有効です。
ではスノーシューは?
起伏のなだらかな雪面・森の中を歩きたい。所謂スノーシューハイクには最適です。
明らかに雪が多く、傾斜がない(林道や通行止めの車道等)アプローチも。