足跡の無い場所を歩くのは楽しいですね。ラッセルについては過去ブログを参考に↓
とは言いつつ、場所場所ではこの辺りの先住民であるウサギのトラックが。ウサギは自分の居場所が分からなくするようにこのように沢山の足跡を付けます「止め足」という技を持っているんです。雪の上に残されたウサギの足跡が急に途絶えていることがたまにあります。これは、ウサギが天敵から身を守るために、自分で足跡を消しているんです。自分の足跡を逆戻りして、途中で脇の草むらなんかにジャンプしてしまうんですね。と、話はそれましたが今回の本題です。今回は、複数人でトレースを作って行く際のポイントをお伝えします。
ファーストの人が歩くとこのように足跡ができます。(※雪質にもよります)で、大体の後続を歩く方々はこの写真のように雪が沈んだ同じ場所に足を置く訳です。そうしたらどうでしょう?どんどんこの穴は深く沈んでいきます。そして深く沈んだ穴から足を上げ、次の穴に足を上げ置かなければなりません。歩幅はどんどん広がり、足上げも必要になります。これってむしろ先頭よりハードかもしれません。
考えてみてください、トレースはその通り歩く必要はありません。便利であれば利用すれば良いし、イケてない歩幅が広いと感じれば違うトレースを自分で作れば良いのです。
例えばこのように。歩幅が広いのであればトレースの穴を拡張していくように足を置きます。そうすれば大きな足上げの必要はありません。すでに踏まれている部分は密度が高くなっているので大幅に沈む事は無いはずです。(※雪質によりますが)そこに足の半分を置き、少しずつ幅を広げながら歩きます。
すると、こんな感じでつながって行く訳です。3人目の人は足上げも少なく楽ですね〜
わかんやスノーシューは新雪対策だけでなく、これからの時期は踏み抜き対策として活躍します。こちらの過去のブログを参考に↓