2012-01-01から1年間の記事一覧
12本爪アイゼンですが、前爪以外は全体的に短く、特に3番目の歯が短いです。 従って通常の歩行時には主に10本の爪が有効になり、トラバース時には12本の爪(3本目の爪)がきくように設計されています。 歯が短いということは、岩・深雪・ブッシュが多い箇所に…
冬山は寒いです。しかしただ単に気温が低いだけなら、行動中であれば-20度位でも汗かきます。 問題は風です。風が少しでもあると寒さが倍増します。 「風速が1m/s増すごとに体感温度は約1℃ずつ低くなる。」は定番です。 まずは 首を押さえましょう。 首:き…
近年アイスツールが進化し、使いやすくなったのでアイスクライミングを始める人が増えています。 今年は11月末から八ケ岳西面で凍り始め、沢山の人が入ってます。 ここは冬でも山小屋が営業しているので、冬山を始めたい方、アイスクライミングを始めたい方…
山下勝弘(やましたかつひろ) <資格> 国際ガイド連盟(UIAGM)国際山岳ガイド 公益社団法人日本山岳ガイド協会 認定登攀ガイド 環境省自然保護委員 <紹介文> 中学、高校時代から縦走をはじめ、1981年頃から社会人山岳会にて岩登りをはじめ、冬壁、ビッグウ…
11月下旬 九州/祖母山 12月上旬 比良/蛇谷ケ峰(好日山荘登山学校) 時より寒波の入る日本列島。 西日本とはいえ油断なりません。 冬型気圧配置になればご覧の通りの環境になります。 こんな時に役立つお喜び道具は!? インナーウール手袋 (防寒、保温…
10月上旬 越後三山 気温 朝:3℃ 日中:15℃ いつ雪が降ってもおかしくない朝の気温。 避難小屋は登山者が多く温かいものの、ひとたび外へ出ると寒い! 冬用肌着+フリース+インナーダウンジャケットのレイヤリングでした。 10月中旬 両神山八丁尾根 …
「山のぼり大好き」放送の六甲/逢山峡 身近な沢登り入門ルート 男塾(アウトドア塾)にて鈴鹿/愛知川に挑戦 台高/白倉又谷 美しい流れに酔えるルート 大峰/前鬼川 圧倒的な透明感を味わえる 大峰/東の川 沢周辺の岩壁と大滝は見事 高山/沢上谷 滑滝に…
大峯といえば世界文化遺産の奥駈道 距離およそ100km 登降標高差およそ8000m 日本古来の山登りを楽しみ 七十五靡の行場を巡る縦走登山 独特で神秘的な世界感の奥駈道 時にはシロヤシオなど花々に魅せられ 時には頂上に立つ仏像に魅せられる 時に険しく…
5月の立山はまだまだ銀世界 コントラストの美しい別山 真砂沢を自由に滑降 真砂尾根の背後には剱岳 後立山を背後に岩と雪を楽しむ この美しい環境で研修が行われました 悪い条件での研修も身になるものです 夢中になる雪洞作成 登頂の喜び 4月下旬にオープ…
利尻島は素晴らしい遊び場 頂上からの夕陽と朝陽 ロウソク岩の登攀 大斜面の滑降 岩稜を抜けきわどい滑降 日本のパタゴニアと言われる北海道利尻島は あらゆるアルパイン的チャレンジを提供する場 もちろん雪山登頂も夏の登山も最高に楽しい場 これから少し…
会社帰りに山登りの知識を学べる、 好日山荘契約ガイドの「山登りの手引き」講座 「山登りの手引き」机上講座 山登り入門講座。 山登りをお勧めする理由「自然の力でリフレッシュ」「楽しくダイエット」 「五感への刺激」「体力」「仲間」についての話から、…
3月中旬、六甲山周辺 気温約10℃ あたたかいので、夏用肌着とフリース1枚のみ 3月中旬、鈴鹿霊仙山、気温約5℃ 登りはすぐにからだが温まり、冬用肌着とフリース1枚 それでも昼食時は、気温は2〜3℃、風つよし そうなると、冬用肌着とフリース1枚では寒…
今回は新潟県と富山県の県境 白鳥山 バックカントリースキー。 天気は上々、雪も上々。 たくさん歩いてたくさん滑れる白鳥山。 日本海を眺めながらの充実富山パウダースキーでした。 本日のお喜び道具は!? バックカントリースキーセット 山板、兼用靴、ス…
今日は大峰・大普賢岳・地獄谷のブライダルベール(20m)へ 初心者のアイスクライミング講習 もう少し氷の締まりが欲しい状態でした 本日のお喜び道具は!? モノポイントアイゼン(右写真の左端のアイゼン) =縦爪が一本だけのアイゼン デュアルポイント…
今日は比良山堂満岳のバリエーションルート 堂満ルンゼ中央稜へ 雪の状態は程よく締まっていました 本日のお喜び道具は!? 前爪付10〜12本爪アイゼン =急な雪壁登攀時、岩雪ミックス登攀時、不安定な踏み後歩行時、踏み後氷化の雪道歩行時等 ピッケル …
登山学校で行われている「天気と自然状況を読む知識を学ぼう」の実技山行にあたる 今回の山は高野山へ 地形図と読図、道迷い、危険回避とビバークについて 実践的に行うことができました 次回は2月5日(日)高見山での山行は 「冬の山と自然 歩く技術と雪山…
氷ノ山の雪山登山に使用した今回の深雪対策ツール 和かんじき(写真左下) スノーシュー・平地タイプ(写真上×2) スノーシュー・山岳タイプ(写真右) それぞれ比較しますと 和かんじき +面:急斜面での登行が可能 アイゼン装着でさらに厳しい斜面や氷化…
GREGORY サポートクルーミーティングが 正規輸入元のエイアンドエフ本社(東京)にて行われました メンバーは 石川弘樹 (トレイルランナー) 立本明広氏(バックカントリーガイド) 佐藤寿哉氏(スキーヤー) 永田隼也氏(マウンテンバイクライダー) 茂垣…
年末年始と降雪が続いた、兵庫県の最高峰氷ノ山へ 今回の上半身のレイヤリングをどのようにしていたのか具体的にご紹介しましょう 標高1000m〜1500mまで登りは一貫して、 薄手肌着(ウール混ハイテク素材を使用)+中間着(フリース) 降雪がなく気…