好日山荘 ガイドコラム

好日山荘契約ガイドによる山のコラム

体感温度 の検索結果:

自然の涼しさ。

…が風。風速1mごとに体感温度が1℃下がると言われています。この日は風速5m/s位だったので、約5℃下がって、体感温度は15℃くらい。ちょっと肌寒さを感じる温度。 他にも、日射や湿度の影響、汗による熱伝導などありますが、ざっくり街より15℃温度差があるという事になります。標高3000mくらいだと、無風でも街より20℃くらい低くなります。同じ15℃の気温でも、寒さに慣れた冬なら温かく感じますが、暑さに慣れた夏は肌寒く感じます。出掛ける前に調べておくと、レイヤリングや水分量の目安に…

北アルプス大縦走 part.3

…を進んだ。風速1mで体感温度は1度下がると言われているように、休憩時に止まっていると低体温症が想像できるほど寒くなる。ここはツェルト(簡易テント)を使用し休憩。初めて使う登山者は皆、こんなに暖かいのですね、断然違う、とそう言いますね。歩行中も雨は降らないがあえて雨具を着る。それは防水機能だけでなく、防風機能も備えているし、身体と雨具との間に空気の層ができれば暖かいものだから利用する手はない。赤岩岳、スバリ岳と所々に油断できない岩場やガレ場を越えて針ノ木頂上へたった。頂上からは…

九州発!登山学校実技講座 「久住山へ行こう!」登山レポート

…。山頂の気温は12度。6月ですが肌寒く、風でさらに体感温度は低かったです。 www.kojitusanso.com フリースなどもザックにしのばせておくと重宝します。 山頂でハイポーズ! さあ、天気も良くなり歩きながらミヤマキリシマの景色を楽しみながら下山しました。 ご参加ありがとうございました。またのご参加お待ちしております。 「久住山へ行こう!」登山レポート>>> 九州での実技講座「はじめてのテント泊/ボウガツル」>>> 福岡での机上講座>>> ご参加お待ちしております。

快晴の八ヶ岳をおとな女子登山部と

…位はあったと思うので体感温度はマイナス20度を下回っていましたが、さすがはおとな女子。お顔まわりの装備も完璧で全員元気に山頂へ。 ウエア、ブーツ、グローブを冬季用にするのはもちろんですが、ネックゲイターやバラクラバ、ニット帽、ゴーグル等顔まわりの防寒も必須です。 ご参加の皆様へ 寒かったですねーーー!! 登頂日はもっと風が強くなる予報で心配していましたが、皆さんの日ごろの行いで風も弱まり、全員で登頂できて本当に良かったです。厳冬期の八ヶ岳登頂おめでとうございます。田中撮影の写…

足を延ばして、スノーシューで雪三昧!

… マイナス10℃位の体感温度でしょうか。 ツエルトを被り温かくしてランチを楽しみました。 ツエルトは万能です。一枚の薄い壁なのに全然違いますよ!そして、温かい物を口にすると体が温まります。 この日は、お湯を注いで3分のカップラーメンとパン。 おにぎりは水分を含んでいるから冷た~くなるのでオススメしません。 冬は、水、行動食を口にするのをつい忘れがちになります。元気に歩けるように(シャリバテ、脱水にならないためにも) 忘れずにちょこちょこ補給をしましょう。 下山も好きな場所を歩…

極寒の八ヶ岳で登山学校実践講座

…ど強くなかったですが体感温度はマイナス20度以下!! この辺でアイゼンを装着していよいよ登り。初アイゼンの方はわくわく・どきどき。 自然の造形トンネル中を気分よく登山。綺麗だなーー。 もうすぐ山頂!!写真ではわかりませんが極寒です!!! 全員で登頂。皆さんいい顔してます!! って、バラクラバやゴーグルやらで顔よく見えませんが。いやー本当に寒かった。 山頂で寒そうにしている方、全然平気な方。 服装、装備でも体感は変わりますが登山中に汗をかいてしまった人はかなり寒さを感じていまし…

九州の山も雪化粧!!

…℃。+風が吹く場所は体感温度は-10℃以下だったでしょう。 (モノトーンの世界) 本日の服装は、アンダーから順に〇ミレー ドライナミックメッシュ〇バーグハウス ロングスリーブ CREW 250 メリノウール〇厚めのフリース〇アルパインジャケット 〇起毛したパンツにレインパンツをはいて防風・防寒対策〇雪が入らないようにゲイター装着。アクセサリー類は、 ネックゲイター、ニット帽は必須。グローブも保温がしっかりした防水グローブ。ジャケットのフードはほとんどかぶっての行動でした。 く…

立山は厳冬期

…。一般的に風速1mで体感温度が1度下がると言われていますが、低温状態では影響がもっと大きくなります。防寒、凍傷対策は怠ってはいけません、バラクラバ(目出し帽)などを忘れずに。 ちなみに低温下では寒さは『寒い』というより『痛い』という感じがかもしれません。寒さは感じないけど痛いみたいな時は要注意です。 室堂から一歩出れば、ツボ足での貫入で60㎝以上!ワカンやスノーシューが無い状態での歩行は体力を消耗しすぐに行動不能に陥ってしまうでしょう。 積雪深も2mを超えています。強い風の影…

今年も利尻島へ

…0.65度下がり、風速1mの風があたれば体感温度は1度下がると言われていますから11.5度の気温差があります。山麓が15度でも山頂付近は3.5度。これに風速10mがふいていれば、体感温度は-6.5度となります。さらに汗や雨等で体や衣類が濡れている時に風を浴びれば、より早く体温は奪われていきます。そんなコンディションではドライナミックメッシュレイヤーは大活躍でした。 ザゼンソウ。 マイヅルソウの群生。 食も魅力ですね。ホッケのちゃんちゃん焼きやイカ、ホタテ。 日本は素晴らしい!

季節の変わり目Vol.1

…風も強く降りはじめて体感温度は一気に真冬以上のマイナス…山の天気は変わりやすく急変します。春とはいっても、山の気候はふもととは違い、気温もまだ低く、天候が急変して雪が降ることもあります。山の天気は地形や風により、平地の天気とは異なります。 春山に対する認識、気象条件によって起きる様々なリスクを想定し不十分な装備、技術、体力的に無理な計画などが無いように気をつけたいですね。 また最近は皆さん天気予報等の情報がインターネット等で入手しやすい事等もあり、天気を見て入山されていたり、…

登山学校実践編 「雪山ギアの使い方と歩行技術 谷川岳」 改め 「極寒の中のラッセル体験」

…:5~10メートル 体感温度:約-20℃) 上半身 1枚目: ファイントラック スキンメッシュ (半袖) 2枚目: バーグハウス メリノウール250 3枚目: バーグハウス ディセプションフリース 4枚目: バーグハウス チベッタⅡジャケット 休憩時にはジャケットの下にインナーダウンを着用 下半身 1枚目: バーグハウス メリノウール250 2枚目: バーグハウス ウォームストレッチパンツ 3枚目: バーグハウス ストレッチオーバーパンツ 頭/顔 ニット帽とバフ’(ネックゲー…

氷河研修

…ますから(風速1m=体感温度は1℃下がります)体感はマイナス30℃以下…。わたしはこの研修中、厚手のウールのアンダーウェアにフリース+インサレーションダウン+ハードシェルにプラスしてビレイジャケットを着たりしていました。 井坂ガイドのコラムにもありますが、雪山での衣服のレイヤリングは本当に大切です。 樹林帯でもマイナス20℃以下。グローブ、ギア、行動など低温に関しての対策が必要になります。 山中に5日間いましたが、その間に車に放置されたバナナは釘を打てる硬さに…。 毎日、出発…

目にまとわり付くあの虫は?

…早い、また1日の間に体感温度も差がありますのでレイヤリングや行動時間に注意が必要です。これについては秋にスタートする登山教室で学んでみてください。 さて、タイトルの本題に戻りますが、この夏、登山中に小さな黒っぽい虫で、顔の周りを音もなく飛び回り(へたすると目に飛び込んできます)、歩いても手で払っても、しつこくとりついてくる虫にあいませんでしたか?あの虫は一体なんという名前なんでしょうか? 少し時期的に遅い投稿ですが、来年の為に参考になればと書いてみました。 メマトイ ※吸血し…

ツェルトの選び方

…そして、風速が1mで体感温度は1℃下がると言われていますので、風速が10mあった場合、体感温度は2℃となってしまうのです。さらに、雨や雲(ガス)にまかれると空気よりも熱伝導率がはるかに高い水がウエアや体につくことになるため、外気に冷やされるスピードが早くなり体温は急激に下がってしまいます。 ツェルトを使用すると、風、雨が凌げるため、単純に考えると12℃の空間を作り上げることができるのです。 如何ですか?長々と書いてしまいましたが、ツェルトの必要性を分かって頂ければ幸いです。で…

夏山といえども。

…真:7/24槍沢の雪の様子。残雪多め、落石もちらほら。 街はうだるような暑さですが、山の上は朝晩冷え込むためダウン等の 防寒着が必携 です 一般的に標高が100m高くなると、気温は0.65℃下がると言われています。 さらに、風速1mで体感温度は1℃下がります。 想像してください。 槍ヶ岳の標高が3180mで、風速5mの風が吹いていたら・・・? 街にいてクーラーで涼んでいると、こういう感覚ってつい鈍くなってしまいがちです みなさん準備をしっかりして、安全に夏山を満喫してください

冬の風と服

…が1m/s増すごとに体感温度は約1℃ずつ低くなる。」は定番です。 まずは 首を押さえましょう。 首:きっちり上までカバーできるアンダー、ミッドウエアー、ジャケットを選びましょう。 ジャケットのフードの使いやすさも重要です。これをかぶりジッパーを上げれば暖かかくなります。 手首:ジャケットと手袋の間がきっちり収まっていて隙間がないこと。 です。 足首:ここは問題ないですね。 私の冬山(2000m以上)の行動服は ■ 上 (1)半袖(または長袖) ウールが入ったもので、体にピッタ…