残暑が厳しいですが、もう8月も終わりですね。
久しぶりに涼しい山を楽しみました。雲の向こうは日本海。水平線が弓状になって見えました。
涼しいのにはわけがある、2つの自然現象。
気温は標高が100m上がるごとに約0.65℃下がると言われています。この日は街で31℃。山の標高が1700mなので 約11℃下がって20℃。うん、涼しい。
そしてもう一つが風。風速1mごとに体感温度が1℃下がると言われています。この日は風速5m/s位だったので、約5℃下がって、体感温度は15℃くらい。ちょっと肌寒さを感じる温度。
他にも、日射や湿度の影響、汗による熱伝導などありますが、ざっくり街より15℃温度差があるという事になります。標高3000mくらいだと、無風でも街より20℃くらい低くなります。同じ15℃の気温でも、寒さに慣れた冬なら温かく感じますが、暑さに慣れた夏は肌寒く感じます。出掛ける前に調べておくと、レイヤリングや水分量の目安になりますね。
高い山ではそろそろ肌寒い秋の空気に変わりつつありますが、まだまだ厳しい残暑が続いてます。もうしばらくは、自然の涼が楽しめそうですね。