7月に入って気温も上がり、いよいよ夏山シーズン到来という感じですね。
下界のうだるような暑さから解放されて高山植物の咲く山道や険しい岩稜を歩くのは気持ちがいいです。
しかし毎年この時期は雪渓での滑落や悪天候による低体温症といった遭難が多くなります。
下界は30度を超える日が続いていても、北アルプスは気象条件によっては
体感気温がマイナスまで下がることもあります。
フリースや薄い中綿入りのジャケットがあると活躍します。
また、残雪もまだまだ残っているのでアイゼン、ピッケルが必要な場所も多いです。
雪質も硬く、滑り出したら止まりません。傾斜が急な箇所では軽アイゼンは歯が立たないので
12本爪アイゼンを使いましょう。
サングラス、日焼け止めも必須ですね。
写真は6月30日の穂高の天狗沢
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お気をつけて夏山をお楽しみください。