街はすっかり春の空気ですが、先日の伯耆大山は春と冬が同居していました。
登山口はポカポカ陽気で12℃。ジャケットをザックにしまって歩き始めました。
山頂に近付くにつれ風も強くなり視界も悪くなり、山頂部では気温が4℃。予報で1500m付近の風は13m/sだったので、体感は-10℃くらい。完全な冬山。ちょうどGWの北アルプスくらいの感覚でした。頂上台地のダイセンキャラボク、木道は見えています。
この日も、大山特有の海から稜線から吹き上げる上昇気流にのって山頂部は雲がかかって視界は悪かったです。風が弱まると視界が開けてくれました。おかげさまで全員無事に登頂できました。
参加者の皆さんには装備としてアイゼン・ピッケル、ヘルメットを着用していただいています。
・アイゼンは滑落しないため
・ピッケルは滑落を止めるため
・ヘルメットは滑落しても、身を守るためです。
麓の大山寺の参道はすっかり雪が無くなり、観光シーズンの到来を感じました。この先は良い天気が続きますので、劇的に雪が減っていくと思われます。ということで、今年は早々に気持ちと装備を切り替えました。
今年、開山1300年祭を迎える伯耆大山は、第3回「山の日」記念全国大会が開催されます。今年の主役です。
ヤーマン@大山寺橋
そして、大山のお膝元の米子市に好日山荘ができます!!
やっぱり、今年の主役ですかねー。
春は低山から残雪の山まで、楽しめる山域が広がっていきます。行く山に合った服装・装備でお出かけ下さい。