好日山荘 ガイドコラム

好日山荘契約ガイドによる山のコラム

備えあれば。

暑いと言っても、季節は暦通りやって来るようです。

これからの季節に気を付けたいのが「ハチ」と「クマ」。アシナガバチとキイロスズメバチに刺されたことがあるので、アナフィラキシーショックに過敏です。

虫刺されには、ポイズンリムーバなどで応急手当をしますが、そもそも事後処置なので、刺されたくない人にとってはあまり意味を持ちません。f:id:yoshida1487:20180822180008j:plain

では刺されないにはどうするか…

まず、巣に近付かない事が一番大事です。近付きすぎると「虫よけスプレー」「黒っぽい服を着ない」などの防衛策はまったく期待できません。 いくら気を付けていても、やって来るハチに刺されないためには「ハチを撃退」するしかないのです。

そんな時必要になるのが、コチラの撃退スプレー。f:id:yoshida1487:20180822180758j:plain

来たら迎撃する。そうです、専守防衛です。先制攻撃ではありません。瞬時に一撃することが大切なので、キャップ式でない方がベター。ザックの中に入れていてはいけません。瞬時の一撃に間に合いませんので、すぐに取り出せるように携行しなければいけません。

例えば、ボトルホルダーに入れる。すっぽり入るので携帯性も良さそうです。値段が1500~2000円くらいと、ちょっと高い。

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私が使っているのは、コチラのトレッキングポールカバー。

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こちらは780円(+税)と、コスパ最高。 ネオプレーンでできているので、伸びてピタッと入ります。

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噴出口を隠さすに、携行できるのがポイントです。カバー入口のベルクロに、アクセサリーカラビナの結束リングを通して完成。

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後は、すぐ手が届くところに取り付ければOK。

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刺されない方法ではなく、スプレーの携行方法です。皆さんも色々工夫してみて下さいね。

目の前に現れた1~2匹を蹴散らすくらいですので、大群に囲まれてしまっては逃げるしかありません。基本的に巣を守るために、攻撃してくるので巣から離れれば、深追いはしてきません。

それでも、もし刺されたら…

姿勢を低く避難して、患部を流水で洗い流して、針を抜いて、リムーバで吸引して、抗ヒスタミン軟膏を塗って、患部を冷やす… そんなこと山の中では中々できません。すばやく医療機関に向かいましょう。山深い場所だったり、症状が悪くなりそうなら、迷わず救助要請してください。山でも街でも一緒です。

9月1日は防災の日。

自然災害が多い季節ですので、防災の意識を高めていただくための講座を企画しています。お近くの方は、是非参加してみてください。

【災害時に役立つ登山スキル】

■9月5日(水)横浜西口店 詳細はコチラ

■9月6日(木)池袋西口店 詳細はコチラ☜

好日山荘HPでも防災特集やってます。

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 備えよ常に!です。