Winter has come again 『冬がまた来た』
2018/4/7~9にかけて『寒の戻り』がありましたね。※寒の戻り(かんのもどり)とは、暖かくなった晩春の頃、一時的ながら異常に寒くなる現象のこと。
御在所岳(1212m)本谷。山麓では晴れ間が出ていましたが、徐々に標高を上げると気温が下がってきました。
吐く息も白くなり、山頂付近に近づくにつれアラレが降ってました。
※翌朝までに15cm程の積雪があったようです!
岐阜の大日ヶ岳(1709m)へバックカントリー。前日から降り積もった雪はなんと50~70cm!季節外れのディープパウダーを楽しみました。
現在は天気予報の精度が上がり、なおかつ山の局所的な予報まで見る事が出来るので、気象コンディションに合わせて山に行く事が出来ます。しかし、衣服のレイヤリングや装備などを用意、調整するのは人間です。街ではTシャツ一枚の温暖な気候から、顔にはバラクラバをしてダウンを着用しハイクする状況というのは頭ではそうなるかもしれないと思いつつも想像しにくかったりします。
グライドクラックや大きく開いたツリーホールにも注意が必要ですね。
合わせて過去コラムも参照ください。
4月後半から5月頃にかけて吹き荒れるメイストームにも注意です。※メイストームについてはまた後日記載したいと思います。
来週4/15(日)から立山アルペンルートも全線開通!まだまだ降雪がありますし、雪崩も起きます。季節の変わり目というのは、色々な注意も必要です。”いつも同じ”はありません。自身の季節感ではなく、山の状況に合わせて安全に春の山を楽しみましょう!