好日山荘 ガイドコラム

好日山荘契約ガイドによる山のコラム

実技講座 「はじめての朝駆け/くじゅう星生山」 レポート

8/12(日)朝2:30に牧ノ戸峠へ集合し、くじゅう星生山へ朝駆けです。

(ご来光登山 福岡では朝駆けと言います)
ちょうどペルセウス座流星群も見れるという絶好のタイミング!

満天の星空と流れ星が見れました!


それぞれがヘッドランプを付けて、灯りを頼りに出発です。

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昼間と違って自分の照らしているところしか見えないのでなかな大変です。

仲間と行くと他の人の明かりもあるから頼もしいです。

なんと、歩き出して少しすると雨…。レインを着ましたが、やはり蒸し暑い。
雨はひどくはならず止んでくれました。
再び、星空が見えていましたが、だんだんと辺りは真っ白に…。
霧ですね。

ヘッドランプの灯りをつけていても辺りがボーっとした感じになり見にくいですね。

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星生山直下から最後の上りを頑張ると山頂です。

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山頂では、他に20名ほどご来光を待っている方がいました。

残念ながら太陽は拝めませんでしたが、

山頂で強い風も吹き、夏でも寒い事を体験できました。
防寒具(レインやフリースなど)をしっかり着て待機!

温かいスープを飲むと体が少し温まりました。

ツエルトがあるとこんな時重宝します。

 

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太陽は霧の中でしたが、うっすらと顔を出し、歓迎してくれているようでした。

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記念撮影中に太陽が後ろに顔を出しました!

 

下山するにつれて、山が姿を現してくれました。

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雨の後の景色は緑がキラキラしていました。
遠く、英彦山も見えました。

最後は、沓掛山でパチリ!!

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ご参加ありがとうございました。

またのご参加お待ちしております。

 

九州での実技講座はこちら>>>

九州での机上講座はこちら>>>

ナイトハイクも暑かった。

夏は標高の高い山で、涼しく快適な登山を楽しまれる方も多いですよね。

でも、なかなか休みの都合や諸事情で高い山までいけない方もいます。そんな遠出をせずとも「涼」を楽しめる登山の一つがナイトハイク!

先日、実技講座で歩いてきました。(登山レポートはコチラ☜)

通常では下山していなければならない時間ですが、ここからが本番です。f:id:yoshida1487:20180809141407j:plain

夕暮れ時は刻々と景観も変わります。普段歩いている山でも、また違って見えます。f:id:yoshida1487:20180809141648j:plain

日が沈むと、ヘッドライトの明かりが頼りです。200ルーメン以上あると、暗闇の行動も安心です。f:id:yoshida1487:20180809141930j:plain

この日はとにかく暑かったです。日が落ちても気温は下がらず、樹林帯は風も抜けないので、大汗をかきました。暑すぎると、水分補給が優先されてエネルギー補給が疎かになります。結果、シャリバテに。水分とエネルギーを同時に採れるゼリー状のモノがお薦めです。

凍らせておけば、後半でも冷たくて、美味しくいただけます。f:id:yoshida1487:20180809144111j:plain

ナイトハイクとはいえ、今夏の低山ハイクはやっぱり暑かったです。まったく「涼」ではありませんでしたが、暗闇と熱帯夜の登山道をみなさん元気に6時間歩き切っていただけました。ご参加に皆様、お疲れ様でした!

各地でナイトハイクやってます☞■実技講座 【ナイトハイク】

是非、参加してみてください。新しい景色に出会えますよ!

おとな女子&登山学校 富士山笑顔で全員山頂へ

21日~22日におとな女子登山部、23日~24日で登山学校実技講座として富士山に登ってきました。

 

おとな女子登山部の様子はこちら

 

23日~24日の登山学校の様子を写真でお伝えします。

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総勢21人のおとな女子登山部より登山学校は少なめの5人でしたが、全員笑顔で登頂!

 

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今回もプリンスルート、初日の核心部は「見るには絶景」「登るのは大変」の宝永火口

 

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全員無事に山小屋に到着。カレー食べて、ゆっくり休んで、お待ちかねのご来光。

 

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目指す山頂とお世話になった砂走り館(7合5勺)の窓ガラスに映るご来光。

 

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登頂日は3000m超えの行動で皆さんさすがに辛そう・・・

 

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それでも、一歩一歩確実に進み、いよいよ山頂へ!!!

 

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余力のある方は更に最高地点 剣ヶ峰へ

 

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剣ヶ峰からは迫力の大火口を眺め。長い下山が待っている現実は逃避しながら。笑

 

今回、おとな女子、登山学校共に全員が山頂に立つことができました!!

参加された皆様、本当におめでとうございました!!!

 

富士山は「やるべきこと」「やってはいけないこと」を知り、実行することで登頂できる可能性は飛躍的にアップします。8月も富士山登頂の秘訣をお話しする講座を開催しますので富士山に登りたい方は是非ご参加ください。

 

富士山特設ページはこちら (講座詳細は下部)

九州発 登山学校実技講座 「初めてのテント泊INボウガツル」 レポート

 西日本では暑い暑い日々が続いていましたが、

7/21(土)-22(日)のくじゅうはなんと涼しい2日間でした。
天気は、二日間くもり、ガスが出たり消えたり

そして、夜から朝にかけては強風で一晩を越すという

貴重な(?!)体験となりました。

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さあ、出発前に荷物の重さを測ってみました。
13キロ~15キロ位。

さて、ボウガツルまで始めてこの重さの荷物を持って歩きます。

なんてったって、マイホーム、食事などすべてを運んでいるから(^o^)考えるとスゴイ!
ストックを上手く使って歩いたり、水分補給は忘れずにしながら歩きました。
山は残念ながら雲の中。しかし、いつもより涼しくて快適でした。
途中に出あったアサギマダラの群れは感動でした。

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さあ、ボウガツル!今日の宿泊地へ到着です。
みなさん初めての設営です。テントもピカピカ!
グラウンドシート、ポール、フライシート、そしてペグを打ちます。
完成後、今日は風が強いので張綱もしっかりと張れているか
それぞれのテントを回ってみんなでマイホーム紹介ときちんと完成しているかチェックです。

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プロモンテVL 
アライテントトレックライズ、エアライズ、
ファイントラックカミナドームなどなど他のテントを見るのも楽しいですね。

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本日の私のテントは、ファイントラック「カミナドーム2」です。

 

お楽しみの夕飯ではウインナーを差し入れ!

みんなで食べるご飯は美味しいですね。

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法華院山荘では温泉に入ってスッキリしました。
夜は、残念ながら雨と風で星を見る事ができませんでした。

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夜中から朝にかけての強風はすごかったです。

張り綱をしっかり張っていたので、飛ばされることなく朝を迎えました。

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朝になるとご褒美のように幻想的な景色を楽しめました。
三俣山、大船山、平治岳も姿を現してくれました。

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その後、雲が出てきて山は姿を消しましたが、涼しいくじゅうが体験できました。

初めてのテント泊でしたが、なかなかない風の強さ、雨にもあたりいろいろな体験ができました。(風の音と強さに驚き、寝不足でしたね…。)
今度は快晴のテント泊を体験したいですね。

またのご参加、お待ちしております。
ありがとうございました。

 

九州での実技講座>>>

九州での机上講座>>>

ご参加お待ちしております。

TVQアナウンサー結城さんと立石山へ挑戦&ご案内させて頂きました。

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梅雨が明け、晴れ間が続いています。
西日本は猛暑が続きどこへ行ってもとても暑い季節です。
そんな中、7/14(土)立石山へ登ってきました。
TVQアナウンサーの結城さんは初めての登山ですが、

服装等は事前準備をバッチリしていたので快適です。
速乾ウェアに帽子、ザックも背中が通気性の良いザックを背負って出発です。

 

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立石山は海水浴場の側から登って行きます。
海の家もオープンしており海はたくさんの人で賑わっていましたよ。

登って行くと展望の良くなるところから泳いでいる人たちが

豆粒のように小さく見えました。
山頂は展望はあまりありませんが、木陰ができ涼むことができます。

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持ってきたコーヒーとキンキンに冷やした果物でクールダウン。
クーラーボックスに入れていくといいですね。


暑い夏は、冷えた飲み物、冷えた食べ物、塩飴などが必須です。

 


 虫よけスプレーも忘れずに!!

★放送は
 7月27日(金) 「ふくおかサテライト」(午後5時15分~50分)>>>
 で放送予定です。

 ドローンから撮った映像もありどんな景色が見れるのか楽しみです。
 よろしければ覧ください。

 

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山頂でパチリ!!

暑い夏、水分補給、栄養補給、冷たいものを持って行き、

クールダウンをしながら楽しんでください。

この時期は、太陽が高く登る前の登山がおススメです。

 

白馬周辺の登山道情報

連日の猛暑は体に堪えますね・・・と言いながら、白馬村は朝晩は涼しく、まだ自宅のエアコンは一度も稼働していない田中より白馬周辺の登山道情報をお伝えします。

 

「唐松方面」

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連休中に唐松に登った方へ。「おめでとうございます!!」素晴らしい景色を楽しめたのではないでしょうか。

 

登山道情報: 登山道の雪はほぼ無くなりました。登山道の近くに雪渓は残っておりますが、わざわざ雪渓に下りない限りアイゼンは必要ありません。頂上山荘手前の岩場の通過は慎重に。

 

「栂池から白馬乗鞍、白馬大池、白馬岳方面への登山道」

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栂池自然園から望む白馬三山と大雪渓(写真提供 山案内人 石原ガイド)

 

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登山道情報: 天狗原~白馬乗鞍山頂間の雪渓は例年と変わらないくらいの積雪量です。7月中の登山をお考えの方は、軽アイゼン(6本以上またはチェーン)必須です。

8月にお考えの方は、積雪状況を再確認ください。

白馬乗鞍以降、白馬大池、小蓮華、白馬岳方面は整備が終わり歩きやすい状況です。

 

「白馬大雪渓」

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猛暑でも大雪渓の谷の中は天然クーラーでいつも涼しくて快適です。

 

登山道情報: 軽アイゼン(6本以上、またはチェーンアイゼン)必須です。白馬大雪渓に関しては季節、時期に関わらず必ずアイゼンが必要です。10本爪以上のアイゼンで行っても決して大げさではありません(重いのが難点ですが)。また、トレッキングポールの使用も強くお勧めします。

 

連休中に白馬店に寄ってくださったお客様から「アイゼン持ってなくて下れない人を見た」や「4本爪アイゼンだと滑って怖かった」との話を聞きました。もちろん、ご本人の歩行技術にもよりますが、ご心配な方は4本ではなく、6本爪以上のアイゼンをご使用ください。

 

「白馬鑓温泉」

白馬鑓温泉への登山道は現在通行止めです。同温泉小屋の営業開始に合わせての開通を予定されています。詳しくは、以下、山小屋のHPをご覧ください。


白馬乗鞍岳、白馬大雪渓ルートからの登山をお考えの方は、必ず、アイゼンを持参ください。

↑6本爪 

 

または

チェーンアイゼンがお勧めです。

 

どちらにしたらよいか等、ご不明な場合は店舗スタッフにご遠慮なくお尋ねください。登山靴(片足でOK)をお持ちいただいて実際に装着してみても良いですね。

 

それでは、登山シーズン真っ盛りの北アルプスでお待ちしております!!

 

 

 

 

自然を感じる。

広島県北の山々には、いつもと変わらない静かで綺麗な自然美がありました。f:id:yoshida1487:20180712121403j:plain

長い歳月を掛けてできる自然の造形美。f:id:yoshida1487:20180712114628j:plain

沢登りは、もっとも自然を直に感じる事ができる登山スタイルだと思います。f:id:yoshida1487:20180712121446j:plain

そこを住処とする生き物たち。f:id:yoshida1487:20180712115050j:plain

紫陽花が満開でした。f:id:yoshida1487:20180712115204j:plain

広島の南部は甚大な被害になっています。猛暑日が続き、暑い中で懸命な活動が続いています。山間部への道も通行止めなどでアクセスできない箇所もあります。f:id:yoshida1487:20180712114226j:plain

どれもこれも自然の営みですが、自然災害は経験しないと防災への意識は高まりません。何を備えれば良いのかも分からない方も多いと思います。いざと言う時に役立つ知識を学んでおくことも大事です。

 【 災害時に役立つ登山スキル 】

7月19日(木)・好日山荘 横浜西口店

7月20日(金)・好日山荘 池袋店 

防災への意識を高めていただける特別講座です。時間のある方は、是非ご参加ください。

合せて、ご紹介するお薦めの映画。

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日本の美しい景色を改めて感じさせてくれます。好日山荘4店舗限定で、鑑賞招待券が当たる抽選会開催中です。 今年の夏は暑くなりそうです。体調に気を付けて、いい夏を過ごしましょう。