雪は高いところにしかない今シーズン。
西日本で高いと言えば伯耆大山。たっぷりではないですが、それなりに雪はあります。天気はいつもの、山だけ曇天。大山あるある。
雪が少ないからこそ取り付ける雪稜を選んで登りました。
左から小屏風、中ノ沢、滝沢尾根、滝沢、弥山東稜。アプローチはツボ足の方が早い。大山あるある。真ん中の尾根を気持ち良く登りました。
もちろん、雪少ないので片手にアックス、片手にブッシュという大山あるあるスタイルで。
天気が良ければ、写真映えする上部のリッジも痩せてました。この日、山頂小屋で-4℃。風がやや強かったので体感-10℃くらい。その前週の瀬戸内は17℃でポカポカ。気温差27℃!日本ってすばらしい。
三鈷峰は真っ黒。宿題はまた来年。
天気が良い日は、帰り道の西日が強烈。大山あるある。今シーズンは下地が無いので、降っても残雪にならない西日本。予想通り中国山地の融雪は早そうです。イベントが中止になったり、雪を頼りに仕事している人は大変です。
それでも高いところでは、5月いっぱいは雪が楽しめます。あと3か月ありますね。残雪期から春山が一番楽しい季節です。高いとこは遠いですが、雪山は静かで良いですよ。