好日山荘 ガイドコラム

好日山荘契約ガイドによる山のコラム

新しいこと。

新元号になるので、平成最後の…的な言葉をよく耳にします。

何をしても最後の…なので、山に限らなくても良いと思いますが、せっかくの節目を初日の出に企てる方も多いとか。初にこだわらずとも、ご来光は感動的です。こちらは川じゃなくて海です。昨年ニュースで話題になった水道。f:id:yoshida1487:20190424105523j:plain

新しいついでに、こちらは新作。天気の良い日に触らせていただきました。まだ出来立てだったので、ザラザラして緊張しました。f:id:yoshida1487:20190424105627j:plain

こちらは新調しようか迷うところですが、別に困らないからまだ使います。置いておくと捨てられそうなので注意しないと。f:id:yoshida1487:20190424105603j:plain春は何かと新がつきますが、時代が変わるのは人生でもそうそうありませんので、ついつい流れに乗って何か新しいモノかコトを探してしまいます。皆さんは何か新しくされる準備をしていますか?

新しさを求めてない方も多いと思いますが、

何か新しいモノをお探しの方は>>>コチラをどうぞ。

何か新しいコトをお探しの方は>>>コチラをどうぞ。

加藤校長 オススメの逸品 VOL.01 「キャンプで寒い思いをしたくないですね。寝袋、どうしていますか」

5月は雪が降る? 

4月も後半戦、山桜に新緑がまぶしい山里の先には雪を頂いた北アルプスの峰々、行ってみたいけど行き帰りが混雑が・・・

f:id:katomoji:20190418151951j:plain10連休と長いということなので、移動日はあえてゆっくり出て、遅めに上高地に入っていくのも有りですね。

f:id:katomoji:20190418152055j:plain

昨年はゴールデンウィーク中に降雪があり、上高地の各キャンプ地でも薄っすらと雪に凍えました。

寒暖の差が大きいですよ。

f:id:katomoji:20190418153314j:plain

暖かく寝ることができましたか?

私も何度も経験していますが、夜中にひとり寂しく寒さで目を覚ますあの感覚

良い装備を知らないと損しますね。

横になっている時間が24時間の三分の一にもなること、忘れていませんか?

f:id:katomoji:20181016122507j:plain

自然の中で過ごす時間、鳥のさえずり、風の音、夜空に瞬く星空

暖かい寝袋のしなやかな生地が擦れる音と囁く会話

意外に長いのですよ、寝袋に入っている時間は!

f:id:katomoji:20190206132444j:plain

私が使っているのは「ナンガ オーロラライト350 SDXLT

しなやかな多孔質の防水生地と超撥水加工を施したヨーロピアンホワイトダックダウンなのだそう。加藤ガイド オススメの逸品 VOL.01 です。

私はイエローなので、ご一緒するならブルーにしておいてくださいね。

 

加藤智二校長と歩くシャクナゲ満開縦走 永田岳から宮之浦岳登頂 ジオサイト 5日間

加藤校長と歩く!白馬岳~朝日岳~栂海新道 縦走5日間

春の登山は気持ち良い。 登山技術を習うにも良い季節!!

先週末(6日)、今週末(13日)と2週続けて登山学校実技講座関東編で、埼玉の山に行ってきました。暑すぎず、寒すぎず、湿度も高くなく。と、登山には最適な時期ですね。良い気候の中でだと講座もスムーズに快適に進むのでとてもありがたいです。

 

2回の講座の様子を写真にて

 

f:id:saruatsushi:20190414155150j:plain

まずは奥武蔵 伊豆ヶ岳で「道具の使い方&歩き方」講座

 

f:id:saruatsushi:20190414155243j:plain

歩幅、足の置き方、動かし方、ペース等を考えながら歩く。

 

f:id:saruatsushi:20190414155241j:plain

 岩田ガイドによる靴ひもの結び方。何十年も間違った結び方だった方も!!

 

f:id:saruatsushi:20190414155831j:plain

「桜」じゃなくて「モモ」だそうです。口に出す前に岩田ガイドがお客様に案内していた。良かった・・・言わなくて・・・。

 

翌週13日は、同じく埼玉。飯能近郊の日和田山で読図講座。

f:id:saruatsushi:20190414161444j:plain

山頂で記念写真。 コンパス&地図を持って!!

 

f:id:saruatsushi:20190414161617j:plain

みなさん超真剣!! 行く方向は?斜度は?地形は?

 

f:id:saruatsushi:20190414161802j:plain

この日も晴天!! 富士山 都心まで綺麗に。

 

f:id:saruatsushi:20190414162107j:plain

午後は道なき道を歩く。みんな童心に帰って楽しんでました。

 

多くのご参加ありがとうございました!!コンパス復習しましょうねーーー!!

 

登山学校では、4月、5月とまだまだ実技講座が実施されます。机上講座で習ったことを実践でより深く理解しましょう。

 

4月20日 おとな女子登山部お花見ハイキング 棒ノ折山(女性限定)

5月18日 おとな女子登山部 山登り読図 陣馬山(女性限定)

5月25日 登山学校実技講座 危急時講座 天覧山

5月26日 登山学校実技講座 登山道具と山の歩き方 高水三山

 

4月~5月の登山学校実技講座はこちら

皆様のご参加お待ちしております。

トレースの利用の仕方

f:id:asahiryuta:20190412151906j:plain

足跡の無い場所を歩くのは楽しいですね。ラッセルについては過去ブログを参考に↓

ラッセルのすすめ - 好日山荘 ガイドコラム

f:id:asahiryuta:20190412152111j:plain

とは言いつつ、場所場所ではこの辺りの先住民であるウサギのトラックが。ウサギは自分の居場所が分からなくするようにこのように沢山の足跡を付けます「止め足」という技を持っているんです。雪の上に残されたウサギの足跡が急に途絶えていることがたまにあります。これは、ウサギが天敵から身を守るために、自分で足跡を消しているんです。自分の足跡を逆戻りして、途中で脇の草むらなんかにジャンプしてしまうんですね。と、話はそれましたが今回の本題です。今回は、複数人でトレースを作って行く際のポイントをお伝えします。

f:id:asahiryuta:20190412151758j:plain

ファーストの人が歩くとこのように足跡ができます。(※雪質にもよります)で、大体の後続を歩く方々はこの写真のように雪が沈んだ同じ場所に足を置く訳です。そうしたらどうでしょう?どんどんこの穴は深く沈んでいきます。そして深く沈んだ穴から足を上げ、次の穴に足を上げ置かなければなりません。歩幅はどんどん広がり、足上げも必要になります。これってむしろ先頭よりハードかもしれません。

考えてみてください、トレースはその通り歩く必要はありません。便利であれば利用すれば良いし、イケてない歩幅が広いと感じれば違うトレースを自分で作れば良いのです。

f:id:asahiryuta:20190412152046j:plain例えばこのように。歩幅が広いのであればトレースの穴を拡張していくように足を置きます。そうすれば大きな足上げの必要はありません。すでに踏まれている部分は密度が高くなっているので大幅に沈む事は無いはずです。(※雪質によりますが)そこに足の半分を置き、少しずつ幅を広げながら歩きます。

f:id:asahiryuta:20190412151908j:plain

すると、こんな感じでつながって行く訳です。3人目の人は足上げも少なく楽ですね〜

f:id:asahiryuta:20190412151858j:plain

わかんやスノーシューは新雪対策だけでなく、これからの時期は踏み抜き対策として活躍します。こちらの過去のブログを参考に↓

季節の変わり目Vol.2 - 好日山荘 ガイドコラム

 

 

冬から春の雪の状況(南八ヶ岳西面、東面周辺)

2018年12月から2019年2月まで非常に積雪が少なく、このままいったらGWには雪がなくなってしまうのか、と思ってましたが、

3月から4月前半にかけて、何度も寒波、降雪があり、2月よりかなり積雪増えています。個人的な感じですが昨年と比べると、今の時点(4/9)では残雪多いと思います。

これから気温が上がりどう変化するかわかりませんが、まだ2500m以上では降雪あるかと思います。

f:id:KatsuhiroYamashita:20190412100437j:plain

権現岳手前からみる阿弥陀岳、中岳、赤岳(4/9)

 

f:id:KatsuhiroYamashita:20190412100417j:plain

権現岳から見る北岳、甲斐駒ケ岳、仙丈ヶ岳(4/9)

前夜山が荒れたので白いです。

登山学校 実技講座「春から始める登山!/岩石山(454M がんじゃくさん)」レポート

 桜は満開!気持ちの良い天気!

 f:id:kawano1430:20190408115221j:plain

名前の通り岩の多い「岩石山」へ登山。
7名様にご参加頂き、全員初めて挑戦する岩石山でした。

ストックの使い方、歩き方、衣服調整、水分、栄養補給

などを実践しながら山頂を目指しました。

 

往路は滝コースでなかなかの急登もありました。

そして、名物「針の耳」は鎖を上手く使いながらのぼり、全員通過できました(^o^)

f:id:kawano1430:20190408115354j:plain

山頂はかすんでいましたが、すばらしい展望、

そしてたくさんの人で賑わっていました。

f:id:kawano1430:20190408115609j:plain

お腹を満たした後は、奇岩群へ。
八畳岩で「ハイポーズ!」英彦山もうっすらと見えました。

f:id:kawano1430:20190408115709j:plain下山は、正面コースから。
整備されていますが、ザラザラした滑りやすい箇所が多いです。
慎重に下りました。

 

f:id:kawano1430:20190408115938j:plain

そして、最後はお待ちかねの桜咲く道へ。
満開の桜と花吹雪もきれいでした。

 

ご参加ありがとうございました。
またのご参加お待ちしております。

 登山レポートはこちら>>>

GWは山で地図読みの練習をしてみませんか↓↓↓

九州での実技講座>>>

九州での机上講座>>>

 

 

 

 

これから登る山の選び方

このタイトルこそ
みなさん悩ましい難しいところですよね

自分の気力、体力、知識、技術、経験、年齢で
行けるのか?
個人、仲間、家族、どういうパーティーで行くのか?

f:id:shimadaguide:20190403183131j:plain
北アルプス
f:id:shimadaguide:20190403183604j:plain
近郊の静かな山
f:id:shimadaguide:20190403183222j:plain
道なき道
f:id:shimadaguide:20190403183256j:plain
岩山
f:id:shimadaguide:20190403183328j:plain
残雪の山
f:id:shimadaguide:20190403183447j:plain

f:id:shimadaguide:20190403183647j:plain
クライミング
f:id:shimadaguide:20190403183723j:plain
テント泊
まあいろいろジャンルもありますね

「この山にこういうパーティーで行きたいのですが
行けますか?」
という質問をよく受けます
ご本人と一緒に山をいってなければ
正直簡単にお答えできません!

ですがなんとかお答えしようと思いまして
4/19金 グランフロント大阪 18:30-20:00
「登りたい山の選び方」
なんというおこがましい講座を
させていただきます
どれだけ適したお答えができるかわかりませんが
まあ一度やってみようと思います
よろしくお願いします

https://www.kojitusanso.jp/school/classroom/detail/?p=3330

島田ガイド事務所 島田
https://www.naturalstyle-guide.com