八ヶ岳で雪山講習の予定でしたが、少しでも積雪の多い所へと場所を変え穂高の稜線へ。12月14日土曜の午後からは風雪が強まり、今朝は一面雪景色で周辺の山々が見渡せました。
独標手前からは岩稜帯の登下降で岩と雪のMIX。 雪も少ないですからアイゼンがあっても効かないし、アイゼンで岩を歩くにはピンポイントで爪を岩の上に置いたりそれに乗り込む事に慣れていないと難しいコンディションでした。西穂独標は雪山初級者向けとガイドブックなどに記載されていますが、今日のコンディションを考えれば決してそんな事はありません。天気が良ければ独標手前まではスノーハイキングかもしれませんが、滑落しうる場所です。
雪山は積雪状況、気象コンディションにより難易度が大きく変わります。初冬期、厳冬期、春季、残雪期などでも大きく違いますね。気を引き締めて行きましょう!
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