地図読みの実技講座に行ってきました。
今回は、机上で学んで山で実践する流れだったので、教える側としては伝えやすくて良かったです。机上だけだと、山で実践して間違ってても気づかないし、実技だけだと、単語の意味さえ何を言ってるかが分からない。と、そんな声をいただきました。
朝は冷え込みましたが、南風で気温は上昇し天気もまずます。午後からは前線と共に冷たい風が吹き始めました。崩れる前に下山できて良かったです。
講座の基本は、
①景色と地形図を合わせる
②地図上のどこに居るかを確認する
③地形図を見て予測し行動する
の繰り返しです。
コンパスの使い方は①②③が基本ですが、これは机上でも教えやすいからでしょうね。現在地が分かっている時に使えるので、道迷った時には役に立ちませんね。バリエーションや雪山以外はあまり使わない気がします。
私は実技で③②①を必ず教えます。机上で教えるの難しいですし、現在地を見失ったときに役立つのはコッチなので。特に初心者には必要な気がします。
あと、意外に知らない人多いのがコンパスのストラップの使い方。接合部分が上下に動く理由、進行線上に合わせている理由を知らないと、ただの紐ですからね。首に掛けてる人多いですが、危ないですよ。
この時期は、各地でご当地イルミネーションがキレイですね。まだ大きな寒波は来ていませんが、毎年必ずやってくる年末恒例の冬将軍様。TVで煽られる前に、雪への備え、雪山の準備は万全にしておきましょう。