先日の事ですが、好日山荘登山学校の実技講座で危急時対応講座を行いました。
目的の山への道中に色々な危急時の状況をシュミレーションし、その対応を皆さんに考えていただきました。またそれと同時に、危急時に陥らない為、場所そのものの危険と私達の心理的要因による危険等、色々な危険を予測。またどうしたらその要因を排除できるのかを考えました。
あたりまえですが登山という行為は管理された場所で行うのではなく自然の山中で行動します。また、そこに人が入って行くためリスクをゼロにという事は不可能です。ですが細かなインシデントを無くしたりハザードに曝される時間と量を減らしリスクを軽減したり、現場での状況判断や認知でリスクを軽減、回避する事が出来ると思います。※ハインリッヒの法則によれば1つの重大事故の裏側には300の細かなインシデントが隠れている。
当日は参加の皆さんの意識も高くよい講習会になりました。好日山荘の同行スタッフによるレポートはコチラ。色々なツェルトの使い方も皆さんに実践していただきました。ツェルトの選び方については田中ガイドのガイドコラムを参照にしてください。
梅雨の間に夏山シーズンに向けて道具の準備や、知識や技術を養いましょう！！
