寒冷前線通過後、気温は急速に低下し雨から雪へ。
北アルプスの穂高や立山、後立山でも10月11日には降雪がありました。
みぞれまじりの雪、濡れからの冷え。
濡れたウェアで風雪の中、稜線を行動すればどうなるでしょう?
12日から13日にかけ冬型の気圧配置となり降雪も予想されています。
この時期の降ったばかりの降雪ではアイゼンが意味をなさない事もあったり
厳しい条件下であればのビバーグも難しいです。
この時期は厳冬期より個人的に恐ろしいです。
※写真は9日日中の立山エリア標高2700m付近の北東斜面。
日射影響のある斜面では日中、霧氷が解けていましたが、
日射影響があまりない斜面ではご覧の通り。雪が降った場合も同じです。
アルプスの稜線は既に冬山。行かれる方は少ないかと思いますが、
行かれる方はご無理をなさらずに。