クライミングのみならず、最近は一般登山でもヘルメットを着用する
登山者が増えています。
長野県ではヘルメット着用奨励山域を定めていますし、これ以外の場所でも
転滑落や落石の危険性が高い場所では着用するのが基本です。
さて、いざ店頭に行ってみると、いろんなヘルメットが展示してあって
迷ってしまうこともあるのではないでしょうか。
値段もピンきりです。。
一般的にヘルメットは軽ければ軽いほど値段は高くなります。
軽ければ、首への負担も減るので長時間の行動が楽になります。
登山用ヘルメットには主に2種類あります。
裏返すと…
①ハイブリッドタイプは内側がEPS(発泡ポリスチレン)、外側にはABS樹脂のシェル
で構成されています。
◯長所
・シェルが頑丈なので耐久性が高い
・価格が安い
×短所
・インモールドタイプと比べると重い
・通気口が小さいため、蒸れやすい
②インモールドタイプは内側が同じくEPS、外側はポリカーボネートのシェルで構成
されています。
◯長所
・内側が頭に沿った形になっているので、フィット感が良い
・軽い
・通気口が大きく、多いので蒸れにくい
×短所
・シェルが薄いので強い衝撃が加わると割れてしまう(割れて衝撃を吸収する)
・高価
まとめると、
①ハイブリッドタイプは安価で丈夫だが重い
②インモールドタイプは軽くて蒸れにくいが高価で若干弱い
という感じになります。
ちなみに私はインモールド派
次回はヘルメット番外編です。