好日山荘 ガイドコラム

好日山荘契約ガイドによる山のコラム

明るい方が良い。

秋です。日没が早くなってくる時期ですね。

先日のナイトハイク講座は午後6時くらいが日の入りでした。空が開けた山道だと明るく感じますが、樹林帯は暗く、ヘッドライトが必須です。f:id:yoshida1487:20180927123406j:plain

登山に使うヘッドライトを選ぶときのポイントは、1にも2にも「明るさ」です。細かい機能はさておき、暗い山道を歩くのに「明るい」に越したことはありません。f:id:yoshida1487:20180923181110j:plain明るいという事は、目の前が明るくなるだけでなく、遠くから確認できる(してもらえる)という事。これは、自分の位置を知らせるのにとても重要です。昼夜関係なく、救助要請などヘリに照射することで気付いてもらえる事もあります。

壊れていないのに、買い替えたくなる装備の1つがヘッドライト。新しいモデルが出るたびに、「さらに明るく」なっているので、買い替えようか…と悩みます。使う頻度は多くないかもしれませんが、必ず登山時にはザックに入れておくべき装備でもあります。

講座に参加された方の中で、ひと際「明るかった」のがコチラ☟

実際に山で使っているのを見て、欲しくなりました。PETZL社のヘッドライトを長年愛用しておりますが、どれもトラブルもなく、安心して使っています。まだまだ使えるのに、買い替え時でしょうか… f:id:yoshida1487:20180923185416j:plain

ヘッドライトはLEDが登場して以来、他の登山装備に比べ進化が驚くほどに早いです。光量をセンサーで自動調整したり、照射時間を設定できたり、充電バッテリー搭載だったりと、様々な機能がUPして、さらに使いやすくなっています。10年程前なら200ルーメンで10000円前後しましたが、今や5000円程で買えます。5年も使うと、もう前世代です。f:id:yoshida1487:20180927123534j:plain

あまり使わないので、明るさよりも価格で選んでしまいがちですが、やっぱり少しでも「明るい」方が良いです。安全にも繋がりますし、暗くて困る事はあっても、明るくて困る事はありませんので。

色々な製品が並ぶ中、「ルーメン」と「照射距離」を基準に、自分の登山スタイルに合った機能を考慮して選ぶようにしていただければと思います。(講座では200ルーメン以上をお願いしています)

5年以上使っている方は、是非最新モデルをチェックしてみて下さい。買え替え時かもしれません。