梅雨明けが発表されてからも山はぐずついた天気でしたが、
ようやく安定してきて夏山シーズンが始まったなという感じになってきました。
毎年、このシーズンは長野県遭難防止対策協会の隊員として
槍、穂高連峰でのパトロールや救助活動をしています。
毎年多くの登山者が訪れる中、やはり事故は絶えないものです。
遭難の多くは事前の準備不足、行動判断の甘さ、気の緩み等防げることが多いですが、近年、登山客の増加によって比較的難易度の高いルートにも人が集中するようになってきたため人為的な落石等での事故が増えてきています。
ヘルメットは滑落の為だけではなくて、落石に様怪我の予防としても持っておきたいですね。
長野県警航空隊のヘリコプター「やまびこ1号」を使ってのホイスト訓練男の子は乗り物好きですが、例にもれず私もヘリが大好きです。
救助現場に颯爽と現れるヘリほど格好良い乗り物は無いと思ってます(笑)
こちらはアルプスを象徴する鳥、「雷鳥」
今の時期は母親がたくさんのヒナを連れてます。
母親が「クー、クー」と鳴いているのはヒナが遠くに行ってしまって危険にさらされるのを防ぐために、常に居場所を知らせているそうです。
子育ても大変です。
短い夏山のシーズン、安全に楽しく楽しみましょう!!