北アルプスで人気コースのひとつ
室堂〜薬師岳〜雲ノ平〜鷲羽岳〜三俣蓮華岳〜双六岳〜新穂高
をテント泊で縦走してきました。
毎日素晴らしい景色を眺めながらの歩きと、水が豊富幕営場で
日本の夏縦走満喫しました。
五色ケ原からの獅子岳の夕暮れ。
アップダウンを繰り返しながら薬師岳へ。
雲ノ平はもう別格に素晴らしい。
幻日が見えました。
後半は槍穂いつも見えます。
鏡平からの槍穂。
今回毎日晴れていたので日焼け対策と水分補給が重要でした。
北アルプスで人気コースのひとつ
室堂〜薬師岳〜雲ノ平〜鷲羽岳〜三俣蓮華岳〜双六岳〜新穂高
をテント泊で縦走してきました。
毎日素晴らしい景色を眺めながらの歩きと、水が豊富幕営場で
日本の夏縦走満喫しました。
五色ケ原からの獅子岳の夕暮れ。
アップダウンを繰り返しながら薬師岳へ。
雲ノ平はもう別格に素晴らしい。
幻日が見えました。
後半は槍穂いつも見えます。
鏡平からの槍穂。
今回毎日晴れていたので日焼け対策と水分補給が重要でした。
8月上旬の北アルプス穂高へ
↑開通しているパノラマ新道からの涸沢と穂高連峰の景色は抜群!
岩稜登山で最も気を使うのは
不用意に手を出して浮石を落とさない!
浮石を刺激する場所に足を置かない!
またその時靴の踵で浮石を引っ掛けない!
落石痕のあるガレ場の上部の状態を確認!
ガレ場を登り降りする登山者の真下に入らない!
などなど
↑同志社高校山岳部ではあえて誰も歩かないガレ場で丁寧に歩く練習をする 浮石の安定度を観察することはとても大事なことですね
↑浮石だらけのガレ場を超え北穂東稜を登る学生たち
このようなバリエーションルートだけでなく
西穂高〜奥穂高、前穂高〜奥穂高〜北穂高〜南岳も同様に不安定なガレ場が多く
充分な注意と丁寧な動きが要求されます
↑間ノ岳から天狗岳方面への下リはとても気を使います
↑画面上部の浮石を登山者に落とされそうになり危なかった 他の登山者の動きにも注意する余裕が欲しいですね
↑ジャンダルムを越えロバの耳の下降やトラバースも絶対落とせないそして落ちれない
↑先導する井坂ガイド 小さな岩峰を何度も越えて奥穂高岳へ
↑やったー頂上です
でも本当に安心できるのは奥穂高山荘手前のはしごを降りるまで 私が穂高に入山していた10日間にも2件この場所で事故が起きてしまったようです 山荘が見えて緊張感の緩みやすいはしごでの事故、、、本当に無念です
登山者のスレ違いでよけたところ浮石に乗り滑落したと聞いています
ヘルメットを着用していなかったとも、、、
穂高を始め岩稜の山々の景観は素晴らしく
またなんとも言えない充実感に満たされる
登山の楽しさが凝縮されているような環境でもあります
しかし決して気をぬかず自然の観察(空、雲、風、岩など)で状態をチェックし
また近隣する登山者との間隔や動きの観察も怠らず 楽しんで欲しいものです
穂高の現場の声も参考に皆さん残りの夏山をエンジョイしてください
へガイドで行ってきました。
一応七大陸最高峰の一つで、ヨーロッパ大陸の最高峰とされています。
緩傾斜の長い登りなので困難さはないです。日焼け対策、高度順化、食生活ができれば比較的登りやすい山です。
初めてのロシアなので、少しだけロシアの土地、人と触れ合ってきました。
山はただ登頂するだけでなく、そのエリアを構成する環境、人間との触れ合いも楽しいです。
宿はこんな樽型の小屋(3700m)に3泊しました。
食事は食事担当の女性が滞在して作ってくれます。ロシアの食事は美味しいですよ。
朝は晴れてますが、昼過ぎになると雨、雪、雷となります。
頂上から眺めた南西方向。この奥は黒海。反対側はロシア。
昔覚えた世界地図を頭の中に描きます。
登頂後は街に降り、のんびりハイキングをしてエルブルス山を眺めます。
先週から昨日まで槍穂高、双六岳や黒部五郎岳等、飛騨山脈南部の山々を歩いてきましたので、その近況をお伝えいたします。
今年は過去にない程の残雪が少ないと言われていますが、本当に少ないですね…。
例年の今頃であれば、雪渓などの残雪を通過する箇所が多々ありますが、
今年は既に一般登山道の残雪はほぼ皆無です。
さらに今年は花が咲くのも早いですね。※写真は7/24槍沢のお花畑。
氷河公園の天狗池。例年は8月中旬頃まで雪渓で埋まってその姿を現しませんが、今年は既に逆さ槍がバッチリ見えました。
今年は季節の移行が早く、残雪の量、高山植物の咲き具合は例年でいうお盆のころのようです。
大キレットの様子。
稜線のお花は既に最盛期。※写真は樅沢岳付近より
すでにチングルマが綿毛になっている所も。※写真は太郎平付近
朝露がついて朝日に輝くチングルマの綿毛はとても美しいです。
雪渓付近のお花畑。※写真は三俣蓮華岳付近
黒部五郎岳のカールより。こんな感じでした。
梅雨もあけ夏山シーズン本番。安全に夏山を楽しみましょう。
好天が続くのを狙って、プトレイ・インテグラルからモンブランを登ってきました。
画像が多く、長くなりますがレポートになります。
イタリア(左)側からモンブランへと続く長大な尾根がプトレイ・インテグラルです。
シャモニ(フランス)からモンブラントンネルを越えて、クールマイヨール(イタリア)へと渡ります。
5年前はイタリアに入るのにパスポートの提示は必要ありませんでしたが、1年ほど前から、移民、テロ対策でパスポートが必要になりました。これを知らなかった私たちは1度宿にパスポートを取りに帰る羽目に。初っ端から2時間の遅れです。
昼過ぎにクールマイヨール近くのヴェニ谷のキャンプ場スタート。見えている壁は小屋まで続く一般道なのですが、垂直のはしごや鎖場の続くなかなかの難路でした。
2時間半ほどのアプローチで壁の基部に到着。ここから見えている頂上まで標高差1000mですが、ルート全体の3分の1しかありません。。
クライミング自体は易しい所が多いので、同時行動でスピードアップを図ります。
サマータイムで夜は10時くらいまで明るいので目いっぱい行動して初日は壁の途中でビバークです。軽量化のためマットを持ってきていないのでロープやバックパックなどを敷きます。
2日目の昼前にAiguille Noir de Peuteryに到着。一番初めの画像の左の黒い岩塔のピークです。マリア様がお出迎えです。
せっかく登ったのに400mもの懸垂下降が待ってます…でも空中懸垂は楽しい!!
2日目も壁の途中でビバーク。しかも座ることしかできませんでした。。なかなか疲れがたまってきましたが3日目は午後から天気が悪化する予報だったので急がなければいけません。朝焼けの中、ナイフリッジを進みます。後ろの大きいピークがMont Blanc de Courmayeur(モンブランのイタリア側のピーク)
この後はひたすらがむしゃらに登っていたので写真すらありません…
途中ガスに包まれたりもしましたが、山頂に到着すると同時に晴れました!!
この後も長い下りが待っていますが、幸福感に満たされた下山となりました。
2日半で40時間の行動、4時間の睡眠でした。下りてから泥のように眠ったのは言うまでもありません。。
フランスはシャモニへクライミングをしにやってきました。
私がシャモニに到着するまではずっと天気が悪かったようですが、幸いにも天気に恵まれ、順調に登ることができています。
今回の目的の一つは、クラシックルートを数多く登り、ヨーロッパのクライマー達のスピードの速さを習得することです。
スピーディーに登ることによって、悪天に捕まるリスクを抑え、行程に余裕を持たせることができます。これがなかなか難しくもありますが…
海外でも日本の味が楽しめるのは助かります。日清のカップヌードルのリフィルです。重量がかさまず、持ち運びにも気を遣わなくてもよいのがGOODです。
いくつかのルートを登って順応したところで、ディアブロ針峰(別名 Devil's Ridge)の縦走へ。氷河上でビバークをして夜明け前に出発。尾根上に出たところで日の出を迎えます。一番左がベルト、一番右がグランドジョラスです。
これが「悪魔の尾根」と呼ばれる所以か…ものすごい高度感の中登っていきます。
尾根はいくつかの岩塔で形成されているので、登っては懸垂下降の繰り返しです。あんまり高度が上がっていかないのがもどかしい…しかも今年は雪が多いので懸垂で下り立った先は不安定な雪のナイフリッジとなっています。
最上部の悪い雪に悩まされながらもなんとかモンブランドゥタキュールの山頂へ。奥の白い山がモンブランです。ご存知の方も多いと思いますが、フランス語でモン=Mont=山。ブラン=Blanc=白い、で「白い山」という意味になります。
結局ビバーク地点から13時間の行動でロープウェイの駅へ到着。そこからわずか20分程度でシャモニの町まで下りれます。この環境はうらやましいなあ…
次回の好天で今回のメインターゲットとなる「プトレイ岩稜(Peuterey Integrale)」を狙いたいと思います。