好日山荘 ガイドコラム

好日山荘契約ガイドによる山のコラム

剣山。紅葉がきれいでした。

お仕事で四国のミステリースポットへ。

紅葉が見頃です。山頂部から少しずつ紅葉が下がり始めていました。f:id:yoshida1487:20201020112318j:plain

1600~1700m辺りが見頃でした。

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ナナカマドの黄葉f:id:yoshida1487:20201020112504j:plain

秋の雲は多様です。f:id:yoshida1487:20201020112647j:plain西日本では、これからが本格的な紅葉シーズンです。徐々に高度を下げて、里山の見頃は来月中旬頃からですかね。 風が冷たく感じる秋。山頂ではジャケットを着こんだり、手袋やニット帽を着用されている方もいました。ゆっくり楽しむために防寒対策をしてお出掛け下さい。 

やっぱり剣山は、到着早々疲れてしまうヘアピンカーブ7連発が核心です。安全運転で!

登山のエネルギー補給

 登山でよく聞く「シャリバテ」。ハンガーノックとも呼ばれ、長時間の行動により、エネルギーが不足し低血糖状態になる事です。一度は経験した事がある方もいると思います。そして、全身の酸素消費量の20%を占める脳の働きも低下して、思考力が鈍くなり、歩くだけで呼吸が荒くなり、運動停止状態になります。f:id:yoshida1487:20201013115928j:plain

エネルギーの源は、炭水化物(糖質)や脂質です。計画的にエネルギーを補給することで長時間の運動が可能になります。

先日の講座で新たな試みとして、参加者の皆さんに摂取カロリーを表にして記録していただきました。各休憩ポイント毎に摂取カロリー、飲量、休憩時間、行動時間などを記録しながら歩きました。「長い距離をバテずに歩く」という実証的な講座です。f:id:yoshida1487:20201013120824j:plain各ポイントまでの行動時間は距離にして2㎞前後。エネルギー補給は、小休憩毎(10分位)に200kcalと、大休憩毎(20分位)に500kcalを目安にしました。行動時間は9時間30分程(休憩120分程)で、参加者の皆さまは平均して約2000kcalを補給していました。結果、バテるという事はありませんでした。

登山で消費するカロリーの基本計算式は【体重(kg)×行動時間(h)×5】です。

この60~80%ほどの補給が目安です。私は朝食含めて2175kcalを採りました。推定消費カロリー2625kcalの約80%です。空腹感なく歩く事ができました。

エネルギーは車で言うガソリンと同じで、枯渇すれば動けなくなります。補給するカロリーは、これから行動する時間を予測して採ります。食べた分だけ動くという考え方です。一方水分は、消費した分を補給するので、喉が乾いたら飲みます。f:id:yoshida1487:20201013124902j:plainそして、重要なのは「空腹のまま下山しない」事です。空腹のまま下山すると、必要以上に食べてしまいます。下山後、帰って風呂入って寝るだけなので、それ以上のエネルギー補給は必要ありません。食べ過ぎると、脂肪となり体に蓄積されてしまいます。下山時までの必要なエネルギーを登山中に補給して、下山後の食事は適量で済ませましょう。

そして、疲れた身体に一番大事なのは睡眠です。疲労は免疫力の低下に繋がります。登山の後は、適量な食事&アルコールと睡眠で疲労回復に努めましょう。ご参加いただいた皆様、お疲れ様でした。

瀬戸の夕暮れ

せとは~ひぐれて~♫ ゆうな~み、こ~な~み~♪

今回のナイトハイクは、夜景ではなくて、島から楽しむ夕暮れです。カキ筏と瀬戸内の島。f:id:yoshida1487:20200928114211j:plain

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刻々と変わる空模様がキレイでした。湿度の低い秋は空気に霞が無く、遠くまで良く見えます。f:id:yoshida1487:20200928115755j:plain

f:id:yoshida1487:20200928115844j:plainこの日は夕凪はなく、北の風、最大瞬間風速10m/s。北風の強い日でした。山頂でゆっくり景色を楽しむと、体が冷えてくるので予定より早く下山することに。 

f:id:yoshida1487:20200928120606j:plainお客様お手持ちの3000ルーメンのハンドライト。岩場もご覧の通り、工事現場のように明るかったです。やっぱり明るいは正義ですね。

再開と再会

秋らしくなってきました。里山も涼しく快適です。

先週、延期になったていた担当する机上講座が再開され、やっと新学期がスタートできました。f:id:yoshida1487:20200921144938j:plain

その翌日は半年ぶりに再会したメンバーで里山縦走。久しぶりなので、体力・技術を心配していましたが、みなさんよく歩かれているようで安心しました。f:id:yoshida1487:20200921145011j:plainそれでは、技術はと言うと…

うる覚えで忘れてしまった事もあるので、思い出しながら、一つ一つ確認しながら歩きました。使わないと忘れてしまうのが、山の技術。使わないから必要ない?って事ではないので、身に付くまで繰り返します。何はともあれ、再会できて一緒に登山を楽しめたのが良かったです。もちろん、新しい知識と共に次回の宿題も忘れずに提供させていただきました。 

なかなか大勢で集まるのが難しいご時世ですが、そんな方々に対応すべく、こんなサービス始まりました。f:id:yoshida1487:20200921154932j:plain 色々な山の相談事をダイレクトに解決できる新しいサービスです。忘れてしまった知識や、今さら人に聞けないことなど、お気軽にご利用下さい!

自然の涼しさ

残暑が厳しいですが、もう8月も終わりですね。

久しぶりに涼しい山を楽しみました。雲の向こうは日本海。水平線が弓状になって見えました。
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涼しいのにはわけがある、2つの自然現象。

気温は標高が100m上がるごとに約0.65℃下がると言われています。この日は街で31℃。山の標高が1700mなので 約11℃下がって20℃。うん、涼しい。

そしてもう一つが風。風速1mごとに体感温度が1℃下がると言われています。この日は風速5m/s位だったので、約5℃下がって、体感温度は15℃くらい。ちょっと肌寒さを感じる温度。

他にも、日射や湿度の影響、汗による熱伝導などありますが、ざっくり街より15℃温度差があるという事になります。標高3000mくらいだと、無風でも街より20℃くらい低くなります。f:id:yoshida1487:20200824192208j:plain同じ15℃の気温でも、寒さに慣れた冬なら温かく感じますが、暑さに慣れた夏は肌寒く感じます。出掛ける前に調べておくと、レイヤリングや水分量の目安になりますね。

高い山ではそろそろ肌寒い秋の空気に変わりつつありますが、まだまだ厳しい残暑が続いてます。もうしばらくは、自然の涼が楽しめそうですね。

山にかわりはありません

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前回の投稿から随分時間が経過してしまいました。すみません!


2020年山を取り巻く環境に色々変化はありますが、山はいつもと変わりません。自然の中で活動していると思考がシンプルになってきます。リスクとハザードのバランスを考えて遊びに行ってみてはいかがでしょうか。この投稿は栂池自然園前の栂池山荘から投稿しています。日中の気温は高いですが17時になれば秋の空気。山の上はもう秋が来ていますよ。