好日山荘 ガイドコラム

好日山荘契約ガイドによる山のコラム

六甲全山縦走と神戸の登山

手元にある1935年(昭和10年)非売品として発刊された「ペデスツリヤン 25周年記念特別号」と「プレイランド六甲山史(1984年・昭和59年発行)の中に六甲全山縦走に相当する記述を見つけました。

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1910年(明治43年)にできた「神戸徒歩会」が1918年(大正7年)2月に住吉から天王橋までの記録があり、徐々に様々なコースが歩かれ、数々の山路図が陸地測量部地形図を元につくられていきます。

”健全な心身の修養に資する”という目的で1922年(大正11年)神戸新聞社主催「第一回神戸アルプス縦断徒歩競争大会」が300名募集、500名応募で開催されました。(プレイランド六甲山史より)

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現在の六甲山。

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東西30km にも及ぶ大きな山地です。住宅地の裏からすぐに登山ができ、交通便利なので四季を通じた尾根谷道を早朝から夜間登山まで、様々なスタイルを受け入れてくれるフィールドなのです。

定番の月一回行う六甲山シリーズ、次回は9/21(金)です。今回は鍼灸師であり登山ガイドである大場さんとのコラボ企画となります。加藤校長と歩く!六甲山 シーズン8  第四回目

さて、六甲全山縦走の事始め。

1924年(大正13年)にR.C.C(ロッククライミングクラブ)創立して、第一回トレーニングが雪彦山で行われ、翌 1925年(大正14年)秋、R.C.C の3名が須磨敦盛塚から宝塚という現在のルートに近い13里を休憩食事を含む14時間20分で踏破しています。1926年(大正15年)5月に神戸徒歩会「第一回六甲山脈大縦走」が宝塚から須磨敦盛塚というルートで参加者20余名によって行われたようです。

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神戸市が主催して1975年(昭和50年)の勤労感謝の日に「第1回六甲全山縦走大会」を開催され、今年2018年11月11日(日)と23日(勤労感謝の日)、六甲全山縦走大会は44回を迎えます。

詳しいことは神戸市のホームページをご確認ください。8/27までなのでお急ぎください。

 

 

 

 

山の上は徐々に夏から秋へ

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※前穂高岳北尾根

2018年の7〜8月は山でも快晴続き。

山で素晴らしい体験をされた方も多かったのではないでしょうか?

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※奥大日岳にかかる虹

通常、夏山は午前中は晴れていても午後から積乱雲が発達し、降雨や雷雨など必ずと言っていいほどあるものです。が、今年は高気圧に高気圧がフタをしたと称される気圧配置。夏山で行動する際に一番気を付けてマネジメントする「午後からの天候の崩れ」それがあまりありませんでした。

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※劔沢からのさかさ劔岳

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※木曽で沢登り。暑い日の沢登りは爽快です!

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※雷鳥の砂浴び

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※夕暮れ時、美しい色に染まる立山室堂。劔御前から

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※立山室堂にて。チングルマとタテヤマチングルマ

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※黒部源流域にて。チングルマの綿毛

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※ジャンダルムにて。おきまりのジャンダルムの天使

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※東鎌尾根から槍ヶ岳北鎌尾根

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※天狗平から富山平野に沈む夕日。

参考までに2018/8/15、標高2890m付近でのレイヤリングです。私は山小屋では薄手のダウン着用、朝の出発時には薄手のフリース、風の当たる場所ではそれにプラスして薄い風除けジャケット。日中はコンディションによりますが、まだまだ暑く半袖一枚。朝晩は随分と涼しくなって来ました。

「山は徐々に夏から秋へ」これからの時期は朝晩と昼との寒暖差が大きくなります。

山行計画時、少し気にしてみてくださいね。

 

実技講座 「はじめての朝駆け/くじゅう星生山」 レポート

8/12(日)朝2:30に牧ノ戸峠へ集合し、くじゅう星生山へ朝駆けです。

(ご来光登山 福岡では朝駆けと言います)
ちょうどペルセウス座流星群も見れるという絶好のタイミング!

満天の星空と流れ星が見れました!


それぞれがヘッドランプを付けて、灯りを頼りに出発です。

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昼間と違って自分の照らしているところしか見えないのでなかな大変です。

仲間と行くと他の人の明かりもあるから頼もしいです。

なんと、歩き出して少しすると雨…。レインを着ましたが、やはり蒸し暑い。
雨はひどくはならず止んでくれました。
再び、星空が見えていましたが、だんだんと辺りは真っ白に…。
霧ですね。

ヘッドランプの灯りをつけていても辺りがボーっとした感じになり見にくいですね。

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星生山直下から最後の上りを頑張ると山頂です。

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山頂では、他に20名ほどご来光を待っている方がいました。

残念ながら太陽は拝めませんでしたが、

山頂で強い風も吹き、夏でも寒い事を体験できました。
防寒具(レインやフリースなど)をしっかり着て待機!

温かいスープを飲むと体が少し温まりました。

ツエルトがあるとこんな時重宝します。

 

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太陽は霧の中でしたが、うっすらと顔を出し、歓迎してくれているようでした。

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記念撮影中に太陽が後ろに顔を出しました!

 

下山するにつれて、山が姿を現してくれました。

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雨の後の景色は緑がキラキラしていました。
遠く、英彦山も見えました。

最後は、沓掛山でパチリ!!

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ご参加ありがとうございました。

またのご参加お待ちしております。

 

九州での実技講座はこちら>>>

九州での机上講座はこちら>>>

8月アルプス第二弾 岩の殿堂 剱岳

岩と雪の殿堂といえば、富山県の名峰 剱岳ですね。

登山道の鎖整備が格段に進んだとはいえ、富山県山岳警備隊という伝統ある屈強の男たちのお世話にならぬよう、体力と技術を万全に登らなければなりません。

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立山剱岳エリアは花崗岩がの隆起し、火山噴火の溶岩が覆い、氷河が削り、称名川の水流が大地を削って今の姿となりました。

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詳しい情報は富山県立山駅近くにある「立山カルデラ砂防博物館」に立ち寄ると良いでしょう。

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剱岳と奥大日岳登頂企画にご参加いただいた皆様へのアルバムが完成しました。

お友達やご家族と一緒にこの夏の思い出にいかがですか。

アルバムのタイトル:2018/8/5 劔岳
アルバムのURL:http://30d.jp/katomoji/51

 

お知らせ:明日、8/11 AM7時 からの「おはよう日本」で、山の日の コーナーに好日山荘登山学校と島田麻衣子ガイドの「山ごはん」が数分ですが出ます!

 

定番の月一回行う六甲山シリーズ、次回は9/21(金)です。

今回は鍼灸師であり登山ガイドである大場さんとのコラボ企画となります。

加藤校長と歩く!六甲山 シーズン8  第四回目

 

槍穂高の峰々を見るならこのコースが一番ですね。催行決定!

★ 北アルプス・燕岳~常念岳縦走 8月24日(金) ~ 8月26日(日) 2泊3日 

穂高と名の付くピークをご案内します。催行決定! 

★ 加藤校長と歩く!北アルプス・北穂高岳~奥穂高岳~前穂高岳縦走3 日間

東北企画がアップされました!

★ 加藤校長と歩く!東北・月山と鳥海山3日間

 

8月アルプス第一弾 花三昧の朝日岳

暑い日が続く日本列島です。標高を上げれば涼しくなるのは道理ですが、背中にはしっかりと2Lのハイドレーションを背負っての登山となりました。

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蛇紋岩が露出する雪深い朝日岳。豊富な水が育む高山植物の宝庫です。

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蛇紋岩はマグネシウムなど植物には苦手な成分が多く、植生にも強い影響を与えます。また、滑りやすく地滑り地形の原因ともなり、凹地を作り湿原となることも多いです。

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朝日岳にご参加いただいたお客様へのアルバムが完成しました。

アルバムのタイトル:2018/8/1 北アルプス朝日岳
アルバムのURL:http://30d.jp/katomoji/50

 

定番の月一回行う六甲山シリーズ、次回は9/21(金)です。

今回は鍼灸師であり登山ガイドである大場さんとのコラボ企画となります。

加藤校長と歩く!六甲山 シーズン8  第四回目

 

槍穂高の峰々を見るならこのコースが一番ですね。催行決定!

★ 北アルプス・燕岳~常念岳縦走 8月24日(金) ~ 8月26日(日) 2泊3日 

穂高と名の付くピークをご案内します。催行決定! 

★ 加藤校長と歩く!北アルプス・北穂高岳~奥穂高岳~前穂高岳縦走3 日間

東北企画がアップされました!

★ 加藤校長と歩く!東北・月山と鳥海山3日間

ナイトハイクも暑かった。

夏は標高の高い山で、涼しく快適な登山を楽しまれる方も多いですよね。

でも、なかなか休みの都合や諸事情で高い山までいけない方もいます。

 

そんな遠出をせずとも「涼」を楽しめる登山の一つがナイトハイク!

 

先日、実技講座で歩いてきました。

■登山レポートはコチラ

 

通常では下山していなければならない時間ですが、ここからが本番です。

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夕暮れ時は刻々と景観も変わります。

普段歩いている山でも、また違って見えます。

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日が沈むと、ヘッドライトの明かりが頼りです。

200ルーメン以上あると、暗闇の行動も安心です。

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この日はとにかく暑かったです。

日が落ちても気温は下がらず、樹林帯は風も抜けないので、大汗をかきました。

暑すぎると、水分補給が優先されて、エネルギー補給が疎かになります。

結果、シャリバテに。

水分とエネルギーを同時に採れるゼリー状のモノがお薦めです。

凍らせておけば、後半でも冷たくて、美味しくいただけます。

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ナイトハイクとはいえ、今夏の低山ハイクはやっぱり暑かったです。

まったく「涼」ではありませんでしたが、暗闇と熱帯夜の登山道を

みなさん元気に6時間歩き切っていただけました。

お疲れ様でした!

 

▽各地でナイトハイクやってます▽

■実技講座 【ナイトハイク】

是非、参加してみてください。

 

おとな女子&登山学校 富士山笑顔で全員山頂へ

21日~22日におとな女子登山部、23日~24日で登山学校実技講座として富士山に登ってきました。

 

おとな女子登山部の様子はこちら

 

23日~24日の登山学校の様子を写真でお伝えします。

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総勢21人のおとな女子登山部より登山学校は少なめの5人でしたが、全員笑顔で登頂!

 

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今回もプリンスルート、初日の核心部は「見るには絶景」「登るのは大変」の宝永火口

 

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全員無事に山小屋に到着。カレー食べて、ゆっくり休んで、お待ちかねのご来光。

 

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目指す山頂とお世話になった砂走り館(7合5勺)の窓ガラスに映るご来光。

 

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登頂日は3000m超えの行動で皆さんさすがに辛そう・・・

 

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それでも、一歩一歩確実に進み、いよいよ山頂へ!!!

 

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余力のある方は更に最高地点 剣ヶ峰へ

 

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剣ヶ峰からは迫力の大火口を眺め。長い下山が待っている現実は逃避しながら。笑

 

今回、おとな女子、登山学校共に全員が山頂に立つことができました!!

参加された皆様、本当におめでとうございました!!!

 

富士山は「やるべきこと」「やってはいけないこと」を知り、実行することで登頂できる可能性は飛躍的にアップします。8月も富士山登頂の秘訣をお話しする講座を開催しますので富士山に登りたい方は是非ご参加ください。

 

富士山特設ページはこちら (講座詳細は下部)