好日山荘 ガイドコラム

好日山荘契約ガイドによる山のコラム

春山を楽しむ

子供と山登り。大変な時なので全力で、絶賛登山中。f:id:yoshida1487:20200324132611j:plain春はアウトドアに良い季節ですね。虫も少ないし、乾燥しているし、登山道明るいし。雨の日、風が強い日は無理をしないけど、春は寒さに対する耐性もできているので、少々は大丈夫。f:id:yoshida1487:20200327125357j:plain

子供の登山用装備は初めから揃える必要はありません。服は普段着で大丈夫。 ザックはいりません。靴も普段の履きなれたモノで。一つ気を使うなら靴下ですね。登山用の靴下にすると、抜群に快適性がUPします。普段の靴下を2重履きにしても良いと思います。f:id:yoshida1487:20200327150919j:plain

大切なのは心持でしょうか。個人的に、仕事で山に行くと技術論、仲間と行くと理想論、子供と行くと精神論になります。時々ケンカにもなりますが、「頑張れ」しか言いようがないので仕方ない。f:id:yoshida1487:20060101000011j:plain

登山のリスクマネジメントは、危険を知り、予測し、そこから距離をとる事です。危険を知らないと予測できないので、危険から離れられないという事です。

たっぷりの水分とお菓子を背負って、身近な里山で春を楽しんで下さい。子供のリスクを背負っている事もお忘れなく! 

好日山荘スタッフお薦めの「家族で山登りコース」は>>>コチラ

【登山学校雪山実技講座 白馬編】 

3月7日 登山学校雪山実技講座 白馬にご参加の皆様

ごめんなさい。すいません。何度でも謝ります。大変申し訳ございません!!

 

講習に集中しすぎて写真をとる事を完全に忘れてしまっておりました!!

 

サポートしてくれた城野ガイドが当日のレポートをあげてくれましたので、以下にURLを貼らせて頂きます。城野ガイドはちゃんと講座後直ぐにアップしておりました(偉い!!)。

 

好日山荘登山レポート

 

f:id:saruatsushi:20200321133657j:plain

この日はこれ以上ない晴天で講習中に何度も写真撮影会が始まりました。

ほんとうであれば、講習は悪天候の方が勉強にも経験にもなりますが、

そうは言ってもやっぱり天気は良い方が楽しいですね。

 

当日は、歩行、アイゼン歩行、ピッケル技術等の基本的な部分を練習しましたが、習得するには反復練習するしかありません。まだまだ雪山シーズンは続きますので、是非、安全に雪山登山を楽しんで下さいね。

 

新型肺炎感染症の影響で開催を中止にしておりました登山学校机上講座は、4月から再開を予定しております。春山、夏山登山を前に是非ご参加下さい。

登山道の階段

登山道でよく見かける階段。

f:id:yoshida1487:19800101000009j:plain登山道の階段は、急斜面を安全に登りやすくする為、登山道の崩落を防止する為、自然保護の為などの理由で設置されています。何気なく歩いていると思いますが、作るのはかなり大変な作業です。資材の運搬から設置まで力仕事ですf:id:yoshida1487:19800101000017j:plain人によっては歩幅が合わなかったり、急登だったりするので苦手な方も多いと思います。そのせいか、段差を避けて階段の脇に踏み跡が付いている事多いですよね。 

でも、階段の脇が踏まれることで周りの砂地が削られてしまいます。ドンドン削られていくと、いつか階段が崩れてしまいます。公道ではないので、簡単には直せません。f:id:yoshida1487:19800101000003j:plain登山道が広がって歩きやすくなるかもしれませんが、登山道の幅が広がることで周辺の自然に対するダメージも大きくなってしまいます。踏み固められた地面は雨によって流されて、増々広がってしまい、植生は失われていきます。

f:id:yoshida1487:19800101000007j:plain

f:id:yoshida1487:19800101000014j:plain

ちょっと頑張って階段直登しませんか。誰にでもできるエコロジカルです。

いつも歩く登山道を大切に守っていきましょう。次に登る人のために。

f:id:yoshida1487:20200309160406j:plain

伯耆大山

雪は高いところにしかない今シーズン。西日本で高いと言えば伯耆大山。たっぷりではないですが、それなりに雪はあります。天気はいつもの、山だけ曇天。大山あるある。f:id:yoshida1487:20200225114427j:plain

 雪が少ないからこそ取り付ける雪稜を選んで登りました。左から小屏風、中ノ沢、滝沢尾根、滝沢、弥山東稜。アプローチはツボ足の方が早い。大山あるある。f:id:yoshida1487:20200226103016j:plain真ん中の尾根を気持ち良く登りました。もちろん、雪少ないので片手にアックス、片手にブッシュという大山あるあるスタイルで。
f:id:yoshida1487:20200225120611j:plain

天気が良ければ、写真映えする上部のリッジも痩せてました。f:id:yoshida1487:20200225114649j:plainこの日、山頂小屋で-4℃。風がやや強かったので体感-10℃くらい。その前週の瀬戸内は17℃でポカポカ。気温差27℃!日本ってすばらしい。

三鈷峰は真っ黒。宿題はまた来年。f:id:yoshida1487:20200225141556j:plain

天気が良い日は、帰り道の西日が強烈。大山あるある。f:id:yoshida1487:20200225132705j:plain今シーズンは下地が無いので、降っても残雪にならない西日本。予想通り中国山地の融雪は早そうです。イベントが中止になったり、雪を頼りに仕事している人は大変です。

それでも高いところでは、5月いっぱいは雪が楽しめます。あと3か月ありますね。残雪期から春山が一番楽しい季節です。高いとこは遠いですが、雪山は静かで良いですよ

おとな女子登山部 白馬スノーシュー

「三連休に憧れの白馬でスノーシュー」と楽しみにして頂いていたお客様達が、当日(23日)の朝に外を見て思ったことは全員「この天気でやるの??」だったそうです。

集合場所に到着されたお客様からも「やるんですか?」と次々に聞かれました。

 

そうです。23日の白馬は吹雪。

 

でも、「もちろんやります!!」と出発!!

 

結果的には吹雪でも逞しく楽しんで頂けるお客様ばかりで、降りたてのパウダースノーを堪能してきました。 

 

f:id:saruatsushi:20200224161548j:plain

八方池の予定でしたが、樹林帯から上部は無理なので、栂池に変更。 

吹雪の中皆さん「ほんとに行くの・・・??」という雰囲気が。

 

f:id:saruatsushi:20200224161626j:plain

2月中旬にして今シーズン初ラッセル

 

f:id:saruatsushi:20200224161313j:plain

不安だったお客様達も新雪を歩くとニコニコに!! 樹林の中は風も無く快適。

 

f:id:saruatsushi:20200224161324j:plain

何じゃこれは!?

 

f:id:saruatsushi:20200224161338j:plain

顔が付きました。

 

f:id:saruatsushi:20200224161349j:plain

いつも登る沢沿いはリスクが高いので頑張って林道まで登ります。頑張れ―

 

f:id:saruatsushi:20200224161401j:plain

樹林を抜けるまえに全員完全防備になり暴風の栂池自然園に突入!!

 

f:id:saruatsushi:20200224161413j:plain

栂池ヒュッテ・小屋の軒下を使わせてもらってランチ。素手になったらダメですよー。

 

f:id:saruatsushi:20200224161426j:plain

こんな環境でもみんな元気。いつも思いますが、女性のほうが間違いなくタフ。

 

f:id:saruatsushi:20200224161438j:plain

せっかく来たのでみんな自然園をスノーシューハイク!! 

 

f:id:saruatsushi:20200224161449j:plain

カラ元気??

 

f:id:saruatsushi:20200224161500j:plain

自然園まで来た証拠写真となる集合写真撮影!!

 

f:id:saruatsushi:20200224161513j:plain

帰りは新雪を楽しみながら。「キャー」「ワー」「楽しー」の声が聞けてガイドとしてとても嬉しかったです。

 

f:id:saruatsushi:20200224161524j:plain

深い。深すぎるーーー。

 

f:id:saruatsushi:20200224161536j:plain

そして無事にゴールの栂の森へ到着。ラッセルは楽しいが、足はヘロヘロに。笑

 

ご参加の皆様

お疲れ様でした。あの天候の中でも楽しまれている皆さんの強さに驚きました。

視界があって、きれいな景色が見れれば最高でしたが、小雪のこの冬一番の新雪を楽しむことができましたね。

 

解散前に言い忘れたことが。

自分たちだけではあの天気では行かないでくださいねーーー。

快晴の白馬にまた遊びに来てください!!

お疲れ様でした。

 

あー夜のビールが美味しかった・・・。

雪ありますよ!! 【登山学校実技講座 白馬編】

雪が少なく暖かい。冬山・雪山、そしてスキー・スノーボードが大好きな方にとっては少し残念なシーズンになっていますね。でも、標高を上げれば雪はありますし、大雪にならなくても降雪があればコンディションは良くなります。与えられたもので謙虚に楽しみましょう!!


f:id:saruatsushi:20200218113628j:plain

過去の写真じゃないですよ。2月12日撮影の白馬三山 美しいです!!

 

f:id:saruatsushi:20200218113651j:plain

同じく12日の五竜岳。 雲が山の美しさを映えさせます。

 

本日(18日)は西日本から東北まで広い範囲で雪が降っていますので、また雪を楽しむことができそうですね。

 

そんな雪が少ないなか、登山学校雪山ナビゲーション白馬編を開催しました。

 

f:id:saruatsushi:20200218114230j:plain

通常の開催場所「東山」には雪が無いので、「落倉」エリアへ。

 

今回の講習は「雪山での読図」登山道が隠れる雪山でどのように地図をもとに地形を読み安全、快適、楽しく山を歩くルートをナビゲートするかを目的の講習です。

 

f:id:saruatsushi:20200218114420j:plain

今日はガイドがガイドしません!! オリエンテーリング形式で参加者自身が先頭に立って地図を読みなら目的地へ向かいます。

 

f:id:saruatsushi:20200218114721j:plain

道なき道を進みます。1日中山を歩き回って、地図を読んで、コンパスを使って、五感で感じて。道を辿らないで山を歩くと読図能力は飛躍的に伸びます。皆さん1日でかなり逞しくなりました!!

 

f:id:saruatsushi:20200218115009j:plain

浅間山山頂で集合写真。 やらせに付き合ってくれる優しいお客様。

 

f:id:saruatsushi:20200218115140j:plain

帰り道であまりにも山が美しいのでみんなで撮影大会。写真だとこの美しさが伝わらない・・・(私の撮影技術と古いスマホでは)。

 

雪は少ないですが、雪山を楽しむことは十分可能なだけ雪はあります。みなさまも是非是非雪山にお出かけください。

 

注: 雪が少ないため、藪が濃い、沢が埋まっていない、川が出ている等、例年とは状況が異なる部分が多くあります。しっかりとした情報収集と装備、そして時間・体力に余裕を持ってお楽しみください。

中国山地は新雪でした

積雪0㎝で中止と思っていた雪山講座。2日前から降り始めた雪は、2日間で50㎝程積もってくれました。標高1200mで根雪なしから、新雪だけでこの景色、日本ってすばらしい。

【比婆山のブナ林】f:id:yoshida1487:20200203113214j:plain

今回はツェルトの使い方を学びました。ツェルトはレイヤリングと同じ考え方です。

①風を通さない ②濡れない ③冷やさない 

寒さから身を守るための環境を如何に作るかです。f:id:yoshida1487:20200203113550j:plain雪の樹林帯なら自立式より吊るし式の方が簡単で強固ですね。設営にはちょっとした工夫と練習が必要です。ロープやコード、カラビナなどの小道具と簡単なロープワーク。ツェルトだけだと、被るだけになります。それでも環境は全然違いますので、設営できなくても持っておいた方がいいです。雪が十分にあれば、雪洞掘った方が寒さは凌げます。

f:id:yoshida1487:20200203134814j:plain帰りのSAにて。

例年とは逆の意味で天気に翻弄されていますが、ここまでくれば一喜一憂するのが楽しくなってきました。シリーズ講座はあと3回。次回が楽しみ且つ憂鬱です!