好日山荘 ガイドコラム

好日山荘契約ガイドによる山のコラム

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紅葉を見下ろす三山縦走。

…マートにしてくれます。縦走は食糧計画を学ぶのにも最適ですし、地形を見下ろす稜線縦走は現在地確認の練習にも便利です。 この日は、西高東低の冬型で、冷たい北風が強かったです。気温10℃以下・風速10m/s以上という低体温症のリスク3原則の2つをクリアしており、雨が降ってたら中止にするべき天気でした。 雲が強風で流されて、山肌に写る雲の影が目まぐるしく変わっていました。 西日本も初冠雪の便りが届く時期になりました。寒暖差の大きいこの季節は、冬の装いを持って出掛けるようにしましょう。

台風一過?

…いて風が強いことが伺えます。また、西高東低の冬型の気圧配置となっているため、風は冷たく、気温が低くなっていました。このような場合、西風がぶつかる山では風が強まって気温が低下し、特に標高の高い山では暴風雪の嵐のような状態になることが多くなります。町の天気予報で晴れと発表されていても注意が必要なパターンですね。 コチラは昨日(10/26)の涸沢。台風通過後に気温が低くなり、積雪がありました。冬がすぐそこまでやってきていますね。紅葉は沢渡や平湯の辺りでピークを迎えているようでした。

南岸低気圧

松本周辺は西高東低時はそれほど雪降りませんが、気温が下がった南岸低気圧の時は大雪になります。2週続けての雪で大変です。 松本は1週間前の雪(50cm位)の上にまた70cm近い雪が降りました。 雪掻き中に新規に積もった雪が滑り雪崩のシュミレーションができました。 大量の降雪中や降雪直後の山は危険です。 この時期は少し標高の低いエリアでアイスクライミングをしています。 普段雪少ない上州(群馬県の下仁田近辺)も雪景色となり、冬らしくなりました。