これは先週 伯耆大山で遭難事故があった日の頂上です
多くの登山者が午後から冬型気圧配置に変わる事で
悪天候を予想していたと信じたい所でしたが
あのような事故が起きてしまいました
この日の昼過ぎまでは疑似晴天といえる天候でした
私たちは少なくとも14時までに安全地帯に下山する方向で
常に雲の動きを観察し、寒気の流入を感じ、風の変化をチェック
しながらの行動でした
私たちがこうして元谷から見上げた14時すぎから一気に
稜線にガスがかかりホワイトアウトの世界に変わりました
ご存知の方はわかりますが大山の稜線は広く、また細く
風が強く吹けば吹く程、方向性を見失いやすい地形です
大山だけでなく
過去にも3月ー5月の春山シーズンにホワイトアウトや
吹雪による低体温症での事故が多発しています。
みなさん当日の天気予報をしっかりチェックして
安全のために早め早めの行動をお願いします!