写真:入渓ポイントを間違えない様、地形図を見て現在位置の確認。
「現在位置は”この辺”じゃあかんねん。”ここ”ってピンポイントで分からなあかんで。」
雨が降ると沢登りのリスクは、当然高まります。
「川の様子をよく観察してなぁ。水量は?水の色は茶色く濁ってきてない?」
「石の上を歩く時は、拇指球を使ってバランスをとるんや。土踏まずはあかんで。」
安定した歩きが出来ると転倒しにくくなるだけではなく、遡行スピードも上がり様々なリスクの軽減につながります。
写真:自分のシューズがどういう性能を備えているのか試行中。
靴底がフェルトの物はヌメリに強く。ラバーの物はヌメリのない岩で抜群のグリップ力を発揮します。
「目的の沢によって、フェルトかラバーソールの使い分けしたらエエと思うよ。」
写真:堰堤を高巻き中。フィックスロープに自己確保をしながら通過。
「高巻き中の滑落には、一番気を付けなあかんで。」
「根っことか岩も不安定な物が多いから、グラつかないかどうか確認してから掴んでなぁ。」
写真:「うほほ~い」
楽しむことも大事な研修の内のひとつです
「林道の落石にも注意してな。」
沢から抜けても気は抜けません。
雨の中の研修となったおかげで、沢登りや登山中のリスクを中心に、より多くのことを考え学べたと思います。
この経験が、お客様へのより良いサービスの提供につながればと思います