2011-10-31 読図を学んで次なる山へ 登山技術 ★島田和昭 好日山荘神戸店やこのガイドコラムでご案内させていただきました 読図の楽しさと価値を伝える「読図教室」 場所は裏六甲の白水山へ テーマは 1、正確な読図をするための視覚(距離感、標高差)を養う事 2、実際に歩いた感覚(距離、標高)と地形図をあわせ確認する事 3、地形図拡大コピー、コンパス、高度計を利用して実践する事 人は苦しくなれば都合良く考えがちです 例えば、山頂を目前にしている時 目の前が頂上だろうと思ってしまいます しかしそのような思い違いが 道迷いの原因になることが多いのです その思い違いをなくすための1、2の練習 見た目の距離感と地形図から読み取れる本当の距離を合わせる事や 同じく見た目の標高差と地形図から読み取れる本当の標高差を合わせる事で 感覚を養っていきます そしてようやくコンパス、高度計を利用して現在地を正確に把握して 目的地に向かうわけですが、その前に地形図について これは拡大しておかないと正確に見ようとしないものですよね 特に今回のような里山は地形が複雑で細かい地形は読みにくいものです そしてコンパスの使い方を覚えるために繰り返し練習 さらに高度計があるとより正確な現在地がわかるわけですね 午後からは雨という事で午前中に集中して行うことができました みなさんの山登りがよりいっそう安全に楽しくなえうように これからもサポートさせていただきます