酷暑です。運動をしてはいけない暑さになっています。登山も無理は禁物です。
山間部は天気が不安定なので、沿岸部に行ってみました。空には夏らしい雲が広がっていました。不安定な天気は免れましたが、半端ない暑さからは逃れられなかった。
午前中は日陰で、潮風受けて気持ち良く快適でした。
午後は直射日光で灼熱。耐熱訓練でした。
暑い時期は熱中症の他にも注意したいのが、ゲリラ豪雨。いわゆる積乱雲です。山で怖いのは、雷を伴っている事です。短時間の雨なら、レインウェアやツェルトなどで、やり過ごす事はできますが、雷は別物です。雷鳴だけでも怖いのに、稜線などでは遮るものが少なく予測できない落雷の恐怖はたまりません。
一応、安全マニュアルはあります。山中で都合よく安全空間を確保する事は難しいかもしれませんが、知っておく事は大切です。怖いからと言って、集団で固まるのは危険なのでダメですよ。雷雲(積乱雲)は、日射により暖められた地面からの上昇気流によって発生します。発生するのは気温が上がる午後遅くです。この時期は少しでもリスクを回避するために午後の早い時間には登山を終えるように計画したほうが良いでしょう。携帯の電波が届く範囲なら、リアルタイムレーダー などで雨雲を細目にチェックしましょう。
ちなみに警察庁発表の山岳遭難統計では、ここ数年、落雷による事故はありません。
先週のナイトハイクは、風が良く通って夜風が心地よかったです。
偶然、シークレット花火を眼下に見る事ができました。まだまだ暑い日が続きます。登山には熱中症や自然現象など様々なリスクがあります。気を付けて登山を楽しんで下さい。