好日山荘 ガイドコラム

好日山荘契約ガイドによる山のコラム

山の上は徐々に夏から秋へ

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※前穂高岳北尾根

2018年の7〜8月は山でも快晴続き。

山で素晴らしい体験をされた方も多かったのではないでしょうか?

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※奥大日岳にかかる虹

通常、夏山は午前中は晴れていても午後から積乱雲が発達し、降雨や雷雨など必ずと言っていいほどあるものです。が、今年は高気圧に高気圧がフタをしたと称される気圧配置。夏山で行動する際に一番気を付けてマネジメントする「午後からの天候の崩れ」それがあまりありませんでした。

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※劔沢からのさかさ劔岳

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※木曽で沢登り。暑い日の沢登りは爽快です!

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※雷鳥の砂浴び

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※夕暮れ時、美しい色に染まる立山室堂。劔御前から

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※立山室堂にて。チングルマとタテヤマチングルマ

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※黒部源流域にて。チングルマの綿毛

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※ジャンダルムにて。おきまりのジャンダルムの天使

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※東鎌尾根から槍ヶ岳北鎌尾根

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※天狗平から富山平野に沈む夕日。

参考までに2018/8/15、標高2890m付近でのレイヤリングです。私は山小屋では薄手のダウン着用、朝の出発時には薄手のフリース、風の当たる場所ではそれにプラスして薄い風除けジャケット。日中はコンディションによりますが、まだまだ暑く半袖一枚。朝晩は随分と涼しくなって来ました。

「山は徐々に夏から秋へ」これからの時期は朝晩と昼との寒暖差が大きくなります。

山行計画時、少し気にしてみてくださいね。