久しぶりに天候に恵まれました。
今回の実技講座は広島県庄原市・比婆山。伊邪那美命(イザナミノミコト)の御陵があると古事記に記されている神話の山です。御陵(雪に埋まってます)。
今回は「雪山での地図読み講座」。雪山でのルートファインティングはとっても大事。
登山道が隠れてる→進む方向が分からない→自分のいる場所がわからない→遭難してます。
地形図を見ながら、目の前の景色、尾根や谷、植生を観察したりしながら、現在地を確認して進みます。コンパスが使えると楽しくなってきます。
もっと大事なのは、事前の準備。地形図に磁北線を引いたり、ルートを記したり、ナビゲーション表を作ったり、ウェイポイント、進行角度を書き込んだりと…GPSは便利ですが、最初から使っちゃうと、地形図を読む力にはなりません。天気が良い日は練習と思って、地図とコンパスを積極的に使ってみることをお薦めします。
烏帽子山(1225m)の山頂からは伯耆大山が見えました。直線距離で55㎞先の大山を加藤ガイドが登っていましたが、見えませんでした。同じ空の下、快適な登山だったようです。加藤ガイドの伯耆大山レポートはこちら<<
温かくなってきましたが、山には雪がたくさん残っています。中国山地は、これから雪が締まってくるので、アイゼン・ピッケルが活躍しそうです。
地図読みの机上講座あります。>>>好日山荘登山学校 机上講座
しっかり学んでから山に出掛けましょう!