国立登山研修所が主催する
大学生登山リーダー研修会
かれこれ10年も講師を
させていただいています
教えることは学ぶことだと
毎回そう思うものです
さて、どのような様子かご覧ください
↑墜落者を確保する衝撃は大きい
山岳部、ワンダーフォーゲル部、探検部などのクラブから次期リーダー及びリーダー候補が全国の大学から集まります。毎年定員オーバーになり、活気ある7日間の研修会です。
↑悪天候だからこそ緊張感と危機感が高まります
私たちの身近な登山の問題と同じように
部活の運営、人集め、志や目標のあり方を
協議しながらよりよい安全登山を目指します
↑様々な能力が試されるバリエーションルートの平蔵谷へ
危険な行為である登山を安全に導くために
知識や技術も当然伝えますが
もっと大事なことは目標をもつことや
規律や志をもってぶれないことや
顔を付き合わせ普段からもっとクラブ活動を
すること
などとみな講師は情熱的に指導しています
↑ビバークも生活技術のひとつですね
山岳部、ワンダーフォーゲル部、探検部
それぞれの活動の内容は違えども舞台は山
思い通りに合わせてくれない環境のなかで
自分達が山をしっかり理解し
できるだけリスクを削ぎながら目標へ向かう
それは常に緊張感を持って観察し考え登る
ことでしょうね
↑剱岳別山尾根の岩場を慎重に登る
研修会に参加した学生の中からは
活躍している登山家やクライマーもたくさんいます
彼らが登山の心構えや技術の礎を築き
良きリーダーになることを期待したいと思います
国立登山研修所
http://www.jpnsport.go.jp/tozanken/
島田ガイド事務所
http://www7a.biglobe.ne.jp/~naturalstyle/index.html