好日山荘 ガイドコラム

好日山荘契約ガイドによる山のコラム

冬型気圧配置 の検索結果:

高山は秋・登山の良い季節

…。。。確かに間違ったルートには踏み跡が付いています。なぜ踏み跡が付いているかというとそれほど間違う人が多いからです。しっかり登山道の認知ができていれば間違えないはず。車の運転と同じようにちょっと先を見て余裕を持って歩きましょう。認知できない危険はマネジメント出来ないですから。秋の注意点としてこのブログで何度も目にすると思いますが、麓は秋でも山では気候区分が平地と違うため、冬型気圧配置になって吹雪になることがあります。そろそろそんな季節ですね。短い高山の秋を楽しみましょう。

2019GW

…リしない天気、2日の冬型気圧配置と寒気の入りを考え、予定していた奥穂高岳へのガイドは中止にしました。GW後半の天気予報は晴れマークが続き天候は良いみたいですね。天候が良いという事は気象条件的には優しくはなりますが、山の難易度が下がる訳ではないです。最低気温を見ると今日より連休後半の方が低い。想像出来るあたり前の事なのですが、アルパインエリアに関して言えば積雪表面は一旦融解し、再凍結しているという事。日射影響のある斜面の積雪表面は日中緩むかもしれませんが、影響の無い斜面はカチコ…

登山学校実技講座 雪山中級

…加者8名。有難い事に冬型気圧配置で小雪降るなかの教室。 天気がいいよりはやりがいがあります。 それは参加者の意気込みに答えやすいら! みなさん真剣に雪山技術を学ぼうとされていますから、、、さてさてルートはちょっと秘密ですが 皆子山の南側から入山していきます。 中級ということで冬山の判断を他人に 委ねて登って欲しくないので テーマはトレースを追わない雪山登山 「書籍やネットに掲載されていないルート」 「雪崩や崩落のリスクの少ない尾根ルート」 「あえて道迷いしやすいルート」 先頭…

関西の雪山状況

…の岩場クライミング 冬型気圧配置でありながら日が射すと 暖かく登れる 雪とはほぼ無縁 高御位山も冬でもアイゼン不要で ハイキングを楽しめます 21日好日山荘登山学校 鈴鹿綿向山 積雪山麓10-20cm 頂上付近50-80cm 完全雪山装備でみなさん強風の中雪山訓練 がんばりました やはり夏のコースタイムの 1.5倍はかかりました 余裕をもってしっかりとした雪山装備で 登りたい状況です 22日六甲山頂 2-5cm 頂上稜線直下の南側の谷筋や吹きだまりは まだ雪が少し残っています…

油断大敵!②

…くの登山者が午後から冬型気圧配置に変わる事で 悪天候を予想していたと信じたい所でしたが あのような事故が起きてしまいました この日の昼過ぎまでは疑似晴天といえる天候でした 私たちは少なくとも14時までに安全地帯に下山する方向で 常に雲の動きを観察し、寒気の流入を感じ、風の変化をチェック しながらの行動でした 私たちがこうして元谷から見上げた14時すぎから一気に 稜線にガスがかかりホワイトアウトの世界に変わりました ご存知の方はわかりますが大山の稜線は広く、また細く 風が強く吹…

素晴らしい日本の山vol.6(白山)

…みます 5月とはいえ冬型気圧配置になればこの通り 油断はできません 引き締まった朝の空気に固い斜面 この緊張感も登山の楽しみです 別山頂上から御前峰方面 素晴らしい景色です 三ノ峰から杉峠へ下山 (同志社高校山岳部山岳部コーチでの山行) 雪山を歩く楽しみ そのためには学んできた知識、技術 そして体力が必要とされてきます 比良山でのアイゼン・ピッケルワーク 愛宕山での体力トレーニング 日常での読図、気象、そしてミーティング 私はほとんどの山岳遭難事故の起因は ヒューマンエラーだ…

道具が喜ぶ時 vol.4

…え油断なりません。 冬型気圧配置になればご覧の通りの環境になります。 こんな時に役立つお喜び道具は!? インナーウール手袋 (防寒、保温対策) アウター手袋 (防寒、保温対策に加えて、氷化した斜面や木々でのケガ防止) スパッツ(ゲーター) (雪の進入を防ぎ、靴ぬれを軽減し、保温効果もあり) 帽子(ビーニー) (耳まで隠れる冬用の防寒帽子での保温) これからの季節の山は冬山だと認識して山登りを楽しんで下さい! *ちなみに12月上旬の登山学校では冬型の厳しい天候が予測されたために…

季節変わりのレイヤリング vol.4

…夏用ではなく冬用の厚手ウールでもちょうどよいほどであった。 ご存知の遠りアルプスの山々はすでに銀世界になりつつありますね。 これからの1500m以上でも冬型気圧配置のように寒気が入れば冬山の様相。 奥多摩や六甲山に代表されるような都会近郊の山々は登山適期というものの、 決して油断せずに防寒対策を! 秋山は気象条件が悪くなると冬山です。そのような認識で紅葉登山をお楽しみ下さい! 島田ガイド事務所 http://www7a.biglobe.ne.jp/~naturalstyle/

登山教室 大江山

登山学校で行われている「天気と自然状況を読む知識を学ぼう」の実技山行にあたる 今回の山は鬼伝説の大江山 残念ながら?冬型気圧配置が緩み、とてもラッキーな雪山登山になりました 雪山の歩き方 ツェルトを利用した防寒対策 冬山のお話など させていただきました 次回は1月14日(土)高野山にて「地図と自然状況を読む知識を学ぼう」です 次回も島田がサポート致します 実践的な読図をぜひお楽しみ下さい