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好日山荘 ガイドコラム

好日山荘契約ガイドによる山のコラム

パキスタン の検索結果:

地球からの贈り物 鉱物 VOL.30 ヒマラヤの青い空 「ラピス・ラズリ」

…、1985年に訪れたパキスタンヒマラヤ・カラコルム・ガッシャーブルムで見た濃く深く青い空を思い出します。 鉱物マニアとしては結晶の面が残っているのが好みです。 ベースの白い鉱物は苦灰石(ドロマイト)というカルシウムとマグネシウムの炭酸塩鉱物です。青いベースに黄鉄鉱の粒が含まれているのでカットして磨くと「夜空に輝く星」のようです。 もう一つ青金石が有名となったのが、青い顔料・ウルトラマリンとしての役割です。顔料としての高級品は金・ゴールドより高価で、フェルメールが使ったことから…

地球からの贈り物 鉱物 VOL.26  「安銀鉱」

… 写真は1985年 パキスタンのガッシャーブルムⅡ峰の頂上手前の雪庇です。(ポジをスキャンしたもの。) 頂上の石は白く大理石のようにも見えます。塩酸水をかけて泡がでれば・・・。ヒマラヤ山脈がどのようにできたか?これはまたの機会に。 今回ご紹介するのは安銀鉱です。アンチモンと銀とを合金状態で含む鉱石で、組成は Ag3Sb、モロッコ産の銀の含有量が様々な「銀のアンチモン化物」です。銀鉱石としては重要ではないようです。 柱状のものが安銀鉱で、白いのは方解石だと思います。白いヒゲ状の…

地球からの贈り物 鉱物 VOL.16 「鋭錐石 Anatase」

…が、私のお気に入りはパキスタンで産出された小さな水晶がびっしりと集まったベットにたくさんの鋭錐石が散らばったものです。 大きい結晶で8㎜程度です。拡大してみると 日本人にはあまり人気がないそうですが、カッコいいです。 12月に入ると池袋で大きな鉱物のショーが開かれますが、遠いのでなかなか行くことができません。 12月の加藤と行く登山のご案内です。 六甲山全縦コース4分割 歴史の山旅 第二回は12月18日です。若干の残席はあります。 パッとしない寒さに近郊の山の紅葉が中々進みま…

雪解けとともに季節も山を登ります。

…。 30年前くらいはパキスタン、ネパール、中国と色々な方とヒマラヤ登山に出かけておりました。それがあるので自然環境や植物や地質など、日本の環境が素晴らしいと感じる気持ちが根底にあるのだと思います。 さて、雪の多い日本、桜の話題は終わったとお思いでしょうが、雪が消えつつある斜面にはマメザクラがまだ咲いています。同定するほどの知識はないのですが、キンキマメザクラかと勝手に思っています。 更に周りを見回すと大きな白い花、タムシバがありました。 標高を上げていくとまだほころび始めたば…

地球からの贈り物 鉱物  VOL.08 「トパーズ 」

…用の綿の繊維です。 パキスタン産のものもあります。結晶がスッキリ、表面のうっすらとした模様も微妙な美しさです。どのくらいの時間をかけて結晶は成長するのでしょうか。 透き通った淡く透き通っています。 日本産もあるそうなので、登山の延長線上で自分で見つけることができたら最高ですが。 春の六甲山を歩く企画を開催します。様々な地点から登り、そして下るコー スを私・加藤がご一緒しながら、登山技術・地図読み・植物のこと・地質のことを楽しみながら解説いたします。四回コースをすべて歩くと六甲…

地球からの贈り物 鉱物 VOL.01 「水晶」

… 表示 1985年にパキスタン カラコルムで見つけたのはもっと結晶が大きく立派でした。 表示 大きな水晶と積み重なる雲母 私は1985年のパキスタン ガッシャーブルムに登りに行った頃から鉱物収集癖が始まったようです。 表示 バラエティに富む水晶 日本百名山であるこの金峰山を雪のある季節に登る企画もはじまります。2015年1月17~18日、2月7日~8日 の2回開催予定です。 10/16 加藤と大比叡に歩きませんか。叡山電鉄「修学院」駅前集合はこちら。 10/23 加藤と岩殿山…

山の石から カラコルム ガッシャーブルムⅡ峰編

…は1985年に行ったパキスタンカラコルムの8000m峰、ガッシャーブルムⅡ峰の岩質についてです。ヒマラヤの話は縁遠い話ですが、私たちの住む日本の山々も同様な地殻変動と浸食を同時に受けているのです。登山道上の足元に転がっている石ころや岩は人類の歴史を超える地球史の一面を見せてくれています。想像をたくましくしてみましょう。 表示 ピラミッドみたいなGⅡ峰 8035m 8000m峰が連なるグレートヒマラヤ山脈は次のようにできたと学者先生はおっしゃっています。ザックリというとユーラシ…

山で役立つ高度計

… 1985年に行ったパキスタンヒマラヤ ガッシャーブルムに行く計画が進んでいたころ、「高度計は必要だ!」ということで街中で探して見つけ購入したのがアネロイド式気圧・高度計でした。30年近く前なので今は当然同じものはないようですが、まだしっかり動きます。 表示 株式会社いすゞ製作所製 4500mまで使える ALTIMETER です。 ガッシャーブルムは標高8000mを超えるので、出かける時に持って行ったのは THOMMEN の9000m対応の高度計でした。樹脂部分が随分と黒から…

標高を上げると気温が下がります。

…です。 1985年のパキスタン 雲たなびく峰、左からガッシャーブルムⅣ Ⅲ Ⅱ(8035m) そういうわけで、地上から高くなると気温が下がるのは道理をボーイング787 の座席ディスプレイでお勉強してみることにしました。 飛行機の高度 その時の外気温 高度11582m で外気温 -47℃、高度9144m で外気温 -32℃でした。 調べてみると昨日の日本列島(東京・大阪)は28℃位だったので、高度11582m上昇する事で-47℃ということは-75℃気温が低下したことになります。…

今でも隆起している山脈

…あった石灰質の岩石、パキスタンガッシャーブルムⅡ8035m頂上の大理石のようなクリーム色の岩石など、どう考えても海の底でできたものと思われる岩が地球のプレートテクトニクスを証明する物体だと思うと何物にも代え難いものに感じます。 パキスタン ガッシャーブルムⅡ(8035m)頂上手前 インド亜大陸がユーラシア大陸に衝突してできたのがヒマラヤ山脈ですが、インド亜大陸は現在も年に5cm程度動いているという研究があります。このスピードだと1000万年経つと500kmも北上するわけです。…

「おろし」と「だし」

…写真がないのですが、パキスタン ガッシャーブルムの8000m上空を山越えする気流のつくる雲の写真を紹介します。 1985年 富士山の笠雲がほぼ一定の場所に張り付くようにあるのも関係があるのでしょうか。富士山のような独立峰では単純な山越え気流とはならずに、斜面を横方向にも舐め回すので渦巻く強風が吹き荒れているのです。冬富士の遭難の最大原因は「風」です。 下記写真は「NetChaya石川製茶 製造直売」様からお借りしています。 登山では最も注意をしなければいけないのは「風」です。…

日本の氷河地形

…ですが、1985年にパキスタンのガッシャーブルム氷河を歩く機会がありました。山登りの途中でしたが、一緒に行った友人が岩石に詳しく、以前のキャラバン(登山のアプローチ)で隊荷にせっせと気になる岩石を詰めたという話をしていました。私も、気になる石を一期一会と思い拾っていました。 2㎏はありそうな氷河に削られ磨かれた筋の入った岩石があり、結局日本まで持って帰りました。それは今でも家にあるはずですが。その時は気になっただけで拾ったのですが、25年経って合点がいく話を知りました。 それ…

ガイド紹介-加藤智二(かとうともじ)

…にネパールを皮切りにパキスタン、中国へ海外登山を行いました。 冬山登山や岩登りも行いますが、植物・地質など自然全般が大好きで、写真撮影も得意としています。広範囲な登山を目指すことをモットーとしています。現在は国立登山研修所講師、公益社団法人日本山岳ガイド協会などの事業への協力、好日山荘登山学校やサンテレビ他で放送した「山のぼり☆大好き」に出演。 <主な海外山行> パキスタン ガッシャーブルムⅡ(8035m) 中国 チョーオユー(8201m) 日本・中国・ネパール三国合同チョモ…