残雪期は日本の山の最高の時期の一つです。
上は白い山並み、下界は新緑と花。この変化が素晴らしい。
しかし危険も沢山あります。スリップやブロック雪崩、荒れると冬山に戻ります。
比較的安全な谷川岳 天神尾根で残雪期の山を楽しみつつ残雪期の幕営体験、講習をしてきました。
・幕営場所を決めて雪面を掘り、整地します。
設営時期、設営日数、天気に対応した深さで掘ります。
今回は1泊、風もあまりない、翌日は好天なので壁が小さいです。
・人数多いので、トイレ(男女別)もちろん和式です。玄関を作成します。
・金属物は外に出します。テントが狭いときはザックも外に。水用の雪取り。
・やっと全員テントに入りまずは水作成ーお茶(コーヒー)ー食事ーお茶。
テント泊はお茶に始まりお茶に終わります。
昔から伝えられてきた、難しい知識や技術ではないです。
今こういった生活技術を伝える場がないので、体験するとわかりますね。
時間の関係もあり、ガイドが主体になってやりましたが、
もっとたっぷりと講習をするとすぐに覚えられると思います。
テント設営、テント内の生活規則、道具の整理の仕方等。
残雪期の山の日の出が早いのが嬉しいです。
朝日を浴びた登山は気分高まります。
頂上からは360度の展望が楽しめました。
下降中に自分たちのテントが見えるとうれしく、ほっとします。
我が家はいいです。
さあテントを撤収して帰りましょう。