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好日山荘 ガイドコラム

好日山荘契約ガイドによる山のコラム

冬枯れハイキングの季節に想う

山の植物について 山の楽しみ 山の自然学 ★加藤智二

標高の低い山々にも冷たい風が吹き抜けるようになりました。鮮やかな色だった紅葉の葉も足元で茶色くなってきました。様々な種類の落葉広葉樹の森から流れる沢には大きい葉っぱ、厚手で堅い葉っぱ、薄手で柔らかい葉っぱなどいろいろな種類の葉っぱが流れ集まってきます。

輪廻。落葉した葉っぱは様々な生物の「ご飯」となり、それを食べる水中生物にまで受け継がれる食物連鎖の一部です。一種類の葉っぱではその葉を好む生物も限定され、自然に腐食するスピードが一緒になってしまうので、年間を長期間にわたって生物相が貧弱になってしまうそうです。

自然とはうまくできていて、シイ、カシ、モミジ、ミズナラ、ブナ、クロモジ、ホウ、タムシバ、ツバキなどの落葉・常緑の広葉樹の葉が多様にあることで、年間を通じて食物連鎖の最下層部の食事が確保されるのだそうです。

皆さんは日本が経済協力開発機構(ODCD)加盟国の中で国民一人当たりの国内総生産(GDP)一万ドルを超える21か国の中で、国土の60%以上を森林を持つ国のひとつなのをご存知ですか。日本以外にはスウェーデンフィンランド、韓国の三か国しかありません。

 手入れの行き届いたスギ林

日本は戦後に行われた大規模植林計画によってスギやヒノキなどが大量に植えられ、現在はその収穫期を迎えています。全森林面積の40%、1000万ヘクタールにも及ぶ人工林の中には経済的な理由による人手不足もあり、十分な間伐を行えず活力が衰えた人工林が増えてしまいました。花粉症なのでスギやヒノキがあまり評判が良くありませんが、ひょろひょろと伸びた貧弱な木々が茂り、薄暗い森を活性化させていくニュースを見聞きすることが増えてきました。頑張っている組織があるのを知って心強く感じます。

身近な六甲山では砂防の観点から「グリーンベルト事業」が継続しています。好日山荘でも「山まゆの森」と名付け、草刈りなどの協力を行っています。

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雪の百名山」などの雪山登山に興味のある方ならどなたでもご参加いただける机上講座を下記の通り開催します。

グランフロント大阪 マウントラボ会場12/2 PM4:00~5:30 & 18:30~20:00 12/19 PM4:00~5:30 & 18:30~20:00

神戸本店 アネックス会場12/10 PM18:30~20:00

日帰りのアイゼン・ピッケルの使い方を学べる企画を2015/1/18 (日)伯耆大山で開催します。スノーシュー企画と同時開催となり、バス移動は一緒となります。お申し込み時アトラストレックに「加藤ガイドの雪山基礎講座」とお伝えください。

雪の百名山へいこう!.pdf もご確認ください。

加藤と一緒に冬の木漏れ日ハイク 12/18   石老山(694m)に登ろう。奇岩や奇石を見ながら冬の低山を加藤と歩きましょう。

加藤と一緒に雪の百名山 12/27-30 甲斐駒ヶ岳(2967m)、仙丈岳(3033m)に登ろう

加藤と一緒に雪の百名山 1/2-1/3 蓼科山(2531m)に登ろう

加藤と一緒に雪の百名山 1/11-1/12 伯耆大山(1729m)に登ろう

加藤と一緒に雪の百名山 2/7-2/8 金峰山( 2599m)に登ろう

加藤と一緒に雪の百名山 2/27-3/1 焼岳(2455m)に登ろう

加藤ガイドのHP には登山企画 と 山の写真、鉱物の写真、花・キノコ・水滴などを掲載しています。

登山研修所友の会は役立つ情報がたくさんあります。