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好日山荘 ガイドコラム

好日山荘契約ガイドによる山のコラム

ソフトシェルジャケットはいつ使う?

道具について ソフトシェル ★加藤智二

日本には四季があり、九州沖縄地方から北海道まで南北に長い弧を描くの国土です。何しろ、晴れた冬に八ヶ岳のテッペンから見回せば、さすがに日本海や太平洋は見えませんが、北アルプス北部の白馬岳から富士山までが見え、列島の最も太っちょの部分でもなんとなく国土の大きさ感じることができます。

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レインウェアやアルパインジャケットがハードシェルジャケットと呼ばれ、防水性・防風性・透湿性を兼ね備えた山に入る者の必須アイテムとなってます。一方、ソフトシェルジャケットは素材の厚みや生地が柔らかく肌触りが良いうえ、透湿性が高く、防風性がある素材を用いているので、風が冷たくなる秋から春まで低山から高山まで活躍しています。

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体を濡らすほどの雨・雪、顔をそむけるほどの強風でもない限り、最もメリットが多く出番があるのが「ソフトシェル」です。どんなメリットがあるから私は使っているのでしょうか。いくつか挙げてみます。

考え方の基本は、運動によって発生する熱と、外気温や風で奪われる熱との収支を考えて装備を身につけたり調整したりするということです。

1:森林限界を超えないエリアであれば、風雨風雪は穏やかになり易いこと。

2:標高の高い雪山に行くときでも、途中までは長い時間、雪深い急斜面の樹林帯を登り、たくさん汗をかくことが多い。

3:強風が予想される森林限界を超える稜線に到達するまでに、行動しながらウェアの汗を乾かすのに最適であること。

じっとしていれば寒い条件でも、行動をすると汗をたくさんかきます。休憩などで負荷が小さくなった途端 からだ が冷えてしまうことはよくあります。ストップ&ゴーを繰り返す登山で汗を水蒸気として放散させるには、防風性によって衣服内の熱を外に逃がさない事が重要になります。私の持つ薄手のウインドストッパージャケットは目一杯からだを動かし汗をかく「日本の雪山」で大活躍しています。

行動に制約が生じるほどの悪天候を想定して、ハードシェル・目出し帽・オーバー手袋など装備を揃え、対応できるようにしているのはは言うまでもありません。ですから、装備を軽量化していく場合はハードシェルジャケットのみ持っていくこともあります。

11/13 加藤と奥多摩日の出山に歩きませんか。JR「日向和田」駅前はこちら。

12/5~7 加藤と白嶽(しらたけ 519m)と御岳(みたけ 479m)に歩きませんか。

  博多港はこちら。フェリーを使う船旅で行く    大阪南港集合コースもあります。

加藤と一緒に雪の百名山 12/27-30 甲斐駒ヶ岳(2967m)、仙丈岳(3033m)に登ろう

加藤と一緒に雪の百名山 1/2-1/3 蓼科山(2531m)に登ろう

加藤と一緒に雪の百名山 1/11-1/12 伯耆大山(1729m)に登ろう

加藤ガイドのHP を更新しました。登山企画と山の写真、鉱物の写真、花・キノコ・水滴などを掲載しています。

登山研修所友の会は役立つ情報がたくさんあります。