好日山荘 ガイドコラム

好日山荘契約ガイドによる山のコラム

冬支度 手袋の選び方と組合せ その1

天候不純の八月のあと、晴れる日の多かった9月、台風など低気圧と高気圧が繰り返し訪れる季節となりました。山のぼりの冬支度は進んでいますか。短い秋が過ぎると新雪が落ち葉を隠しだします。

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10月に入ると低気圧の通過後には一時的に冬型の気圧配置となるため、日本の高山は雪になります。10月は頭とカラダと装備準備が実際の山岳環境とミスマッチを起こしやすい時期です。慎重に準備することで楽しい紅葉登山にお出かけください。

私の「グローブ(手袋)の選び方

店頭には数々の手袋が並んでいます。私が必ずポケットやバックパックの雨蓋に入れているのが、「薄手ニットのインナー手袋」です。これは標高が低い低山から3000m級の山まで使用頻度が高いからです。指先など末端は冷えやすく、脈を測ることができる手首は体温が逃げやすい部位ので、手袋選びは重要です。

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1:高い山に登るk場合であっても、登山前半は標高の低い樹林帯を登るので気温は低くても風も弱く、発汗も多いので薄手が最適。

2:薄手であれば汗や雨雪で湿っても、絞ることで素早く乾かすことができる。ポケットに入れているだけで乾く場合も。

3:薄手は片手に収まるほどコンパクトなので、二つ持ちます。ひとつは丈夫な化繊系、気温が低くなる標高が高いエリアで使うウール系です。

4:八ヶ岳など気温が低いところであれば、中厚のグローブやウインドストッパーをラミネートしたものが大活躍します。

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5:冬、太平洋側の低山ハイキングであれば、レイングローブなども活用するのも良いでしょう。

6:雪で濡らしそうな時や、強い風が吹くときはこの上に「シェルグローブ」を重ねて使います。シェルグローブは単体でも販売されていますが、2層や3層で組み合わされている冬用グローブのアウター側のみを使うケースもあります。

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7:厳冬期に使う冬用グローブは必ず試着してから購入しましょう。なぜならば、メーカー・ブランド&モデルによって指周りや掌周りなども違い、装着した時の握り心地に差があるからです。指周りがあまりきついと血流が阻害されて、余計に冷たく凍傷の危険も高まります。

8:ピッケルやポールを使う縦走主体に適したもの、アイスクライミングでアイスアックスを握るのに適したもの、ロープを頻繁に使うのに適したもの。いろいろ種類があります。

9:テントを使った連泊の冬山であれば、登山期間中に乾燥させやすいグローブを選び、レイヤリングで自らの汗で濡らさない努力と共に予備を持つことなどが必要となります。まあ、多少の不愉快さを我慢することも必要です。

日本百名山であるこの金峰山を雪のある季節に登る企画もはじまります。2015年1月17~18日、2月7日~8日 の2回開催予定です。

10/16 加藤と大比叡に歩きませんか。叡山電鉄「修学院」駅前集合はこちら

10/23 加藤と岩殿山に歩きませんか。大月駅集合はこちら  

11/2-5 加藤と宮之浦岳と縄文杉に行きませんか。羽田空港集合はこちら屋久島空港集合はこちら 

加藤と行く登山企画はこちらです

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