好日山荘 ガイドコラム

好日山荘契約ガイドによる山のコラム

防寒するなら防風も忘れずに

今年は大阪市で初雪が今朝11/29明け方にありました。例年より23日早く、去年より10日早いそうです。

寒さ対策を小物で行うなら首回りや頭部をニット帽やネックゲータなどで覆うと良いです。

ダウンジャケットやフリースで身頃に断熱層をつくるのですが、忘れてはいけないのが防風です。ゴアテックスウインドストッパーなどを使ったウェア、手袋で覆うことで私たちは低体温症から身を守ることが出来ます。

登山学校講座で必ず出る体感温度とは、人間の肌が感じる温度の感覚を、数値に表したものですが、これは「裸の状態」でのものです。それは風速が1m/s増すごとに体感温度は約1℃ずつ低くなるというものです。実際には防風ウェアを着ることでこの体感温度の低下はずいぶんと緩やかにさせることが出来るのです。

体感温度の低下割合はは20度の気温の時も-10度の時でも同じなのでしょうか。有名なグラフがあります。これを見ると気温が低いほど風速の増大に伴う体感温度の低下が大きいのがわかります。真夏に濡れたTシャツを着て強い風に吹かれるのは全く不快で避けたい状態ですが、真冬に汗で服を濡らして風に吹かれるのは大変、より危険なことだと想像できます。

標高を上がると気温が低下します。防寒対策をより効果を上げるためには防風対策を行うことが大切となります。

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私たち登山者は風が吹いている時にはレインウェアやウインドストッパーを使ったジャケットを着ます。手も汗をかきますから手袋が濡らさないように薄手の手袋と厚手の手袋を上手に使い分け、風の強い稜線では乾いた手袋の上に防風素材でできた手袋を重ねます。フードを被り、皮膚を直接寒風に晒さないようにしましょう。

登山研修所友の会には役立つ情報がたくさんあります。

加藤ガイドのHPでは、キノコ、自然、花、地質、鉱物などを載せています。