好日山荘 ガイドコラム

好日山荘契約ガイドによる山のコラム

道具の手入れ ①

どんなに丁寧に使っても、アウトドア用品は汚れるものです。
今回はゴアテックス生地を使ったレインウェアやアウターウェアを洗う話です。

夏山は良い天気に恵まれたでしょうか。8月の中旬、北日本ではぐずついた天気でレインウェアを使った方も多かったかもしれません。パンツの裾もだいぶ泥に汚れたのではないでしょうか。
濡れたままや半乾きで丸めてはいないと思いますが、独特の臭いを発散しているようなら、今度のお休みの日にお洗濯をしませんか。
家族の洗濯が終わったら、さあ、出番です。

まずは、お手入れの基本から。

汚れを落とした方が良い理由は何でしょうか。
汗や体脂、埃や泥などが付着したウエアは撥水性が著しく低下し、通気が悪くなり、内側に水分が結露し、結局その下に着ているインナーウエアを濡らしてしまうからです。

すすぎはしっかり、たっぷり行いましょう。
すすぎが不十分だと洗剤の成分が残り、防水性・撥水性が低下してしまうからです。

染み付い汚れなど洗濯しても落ちないこともあります。
レインウェアはアウトドア用品です。丁寧に洗い、周りに不快なにおいを与えないならば、見かけが多少汚れていても私は我慢した方が良いと思います。

では洗濯にかかりましょう。私がしているのは、

1)一応、洗濯絵表示タグを確認します。洗濯機が使用できない場合は手洗いします。
2)無理な負荷によるファスナーの破損を防ぐ為にファスナーは締めます。
3)生地を傷めない為にベルクロやバックルも締めます。
4)洗濯用ネットに入れます。
5)フードは出しておきます。
6)専用液体中性洗剤を入れます。私はニクワックス・テックウォッシュを使っています。
7)標準の2倍時間をかけて十分にすすぎます。
8)きれいなすすぎ水に浸っている状態の時に撥水処理を行います。私はニクワックス・TXダイレクトを使っています。
 規定量を投入して、一度すすぎ工程を行います。 
9)生地を絞らずに、ハンガーにかけて、軽く水をきり,、風通しの良いところを選び、陰干しします。
 洗濯機が壊れるので、脱水はかけません。

グランジャーズ

きれいになったら、秋雨も楽しめそうな気になってきたのではないでしょうか。
レインウェアは防風・防寒着として大変有効です。寒かったり、風が強かった時には積極的に使うことをお勧めします。

登山研修所友の会には役立つ情報がたくさんあります。

加藤ガイドのHPには、自然、花、地質、鉱物などを載せています。