好日山荘 ガイドコラム

好日山荘契約ガイドによる山のコラム

山の帰り、東尋坊に立ち寄って

登山の帰りによるところといえば、温泉が定番といったところですが、今回は観光客で賑わう「東尋坊」を訪ねてみました。ここは古くからの観光地の為、残念ながら今まで素通りしていました。

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登山中に見ることが出来る岩や岩石がどうしてここにあるのだろうか?そんなこと感じたことはありませんか。福井県には今現在活動している火山はありませんが、福井県経ヶ岳とその麓に広がる六呂師高原は火山活動が由来しているのです。

 表示  なんと山ツツジが咲き残っていました。

東尋坊は日本海に突き出た巨大な柱状節理の海蝕崖で、国の名勝・天然記念物です。柵などは無く、ほぼ自由に崖の上に立つことが出来るのは良いのですが、ゴミが多いのは残念な感じです。ゴミがゴミを呼ぶので定期的な清掃など地元の奮起を期待したいです。

この岩は東尋坊安山岩で米ヶ脇層という堆積岩を貫いています。米ヶ脇層は観光船に乗って海から見ると茶色に見えます。

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マグマが冷却する際、収縮することでできる柱状節理ですが、その形は六角形や五角形になることが多く、ゆっくり冷えるほど巨大になるということです。

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 表示 海から見た東尋坊

朱塗りの橋で渡ることが出来る雄島も45度に傾いた柱状節理が見事です。

 表示 海から見た雄島 

 表示 海から見た雄島

日本には一生かけても登りきることが出来ない素晴らしい山々があります。行き帰りに立ち寄ることが出来る素晴らしい自然のもあります。以前観光で訪れた場所でも新たな発見があるかもしれません。

登山研修所友の会には役立つ情報がたくさんあります。

加藤ガイドのHPには、自然、花、地質、鉱物などを載せています。