好日山荘 ガイドコラム

好日山荘契約ガイドによる山のコラム

山で泊まる その一 「山小屋のルールを知って快適に 編」

山でぜひ体験してほしいのが、山の端と空色のグラデーションです。

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こんな景色を見るためには山で一泊するのが一番です。こんな時に頼りになるのが山小屋です。

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 初めて山小屋に泊まるとすれば、食事や寝具を提供してくれる営業小屋になります。たくさんの登山者が利用するので最低限守ってほしいマナーをお伝えしたいと思います。

1:前もって、電話などで予約を入れるようにします。今のように連絡手段が普及していない時代は予約自体を受けることが難しかったこともありましたが、本当の緊急事態を除けば突然泊まるのはマナーがよろしくないといえます。お風呂や浴衣はないのが普通です。

2:小屋への到着は遅くとも15時にします。小屋の食事は17時には始まります。16時を過ぎるようであれば断りの連絡を入れるようにします。小屋では未着の登山者が遭難したのではないかと行動する場合があります。

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3:小屋の支払いは代表者がまとめて済ますようにします。夕食の時間、朝食の時間など確認します。

4:登山靴は玄関に放置せず、指定場所にすみやかに収納します。冬期、アイゼン / クランポンで小屋の玄関に入るのはマナー違反です。自宅の玄関やフローリングでガチャガチャしないのと同じです。靴は靴ひもで連結し目印をつけておくと良いでしょう。

5:ご飯が終わったら、食器の片づけです。残した食事はゴミとなります。残さないようにします。小屋毎に決まりがあるので確認しましょう。ポットや水筒に入れる水やお湯は原則有料です。小銭を用意して、グループ毎まとめてもらうようにするとスマートです。

6:消灯・就寝は20時~21時です。間違えてはいけないのは「飲み屋の閉店ではない」ので、その時間まで放談してよいということではありません。おしゃべりは談話室などで20時めどに切り上げ翌日の準備を済ませてしまいます。

7:個室で贅沢もあるかもしれませんが、多くは相部屋で時には男女一緒のこともあります。落ち着いてしっかり寝れないこともあります。耳栓があると良いかもしれません。眠れないからと言って、一人起きてガサガサ登山準備などはしてはマナー違反です。ヒソヒソ話は意外に響いて迷惑となります。

8:山歩きや早朝の撮影などで早起きは普通です。部屋の中、廊下などで朝の挨拶や会話はご法度です。静かに昨晩に用意したバックパックをもって屋外に出ます。

こまごまと書きました。

気持ちよく山小屋を利用して、素晴らしい景色を堪能しましょう。

加藤ガイドのHPでは、キノコ、鉱物、水滴、自然、花、地質、鉱物などを載せています。

登山研修所友の会には役立つ情報がたくさんあります。