好日山荘 ガイドコラム

好日山荘契約ガイドによる山のコラム

寒くなるこの時期、小物を使ってお手軽保温!

10月に入りました。3000m級の山々の紅葉も里に向かって急いで下りはじめ、稜線には初雪、冬の訪れです。

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里山なら11月末まで様々な紅葉を楽しめるので、山の幸を堪能できるハイキングシーズンでもありますね。。

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夏の猛暑に慣れた体にとって、これからの季節、山に登って感じる気温は実際の気温以上に体に堪えます。山の天気も変わりやすく秋と冬は紙一重です。

このような時、薄手のグローブ、ニット帽子、ネックゲータなど小物が重要となってきます。軽くコンパクトでも効果抜群です。

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登山を快適にするには体温維持が重要です。登山など激しい運動をすると体温が上昇するので冷却するために汗をかきます。汗で酷く服を濡らして標高を上げて風に吹かれると体温を急激に奪われて「低体温症」の危険が増えてきます。
鳥肌が立ったり、ゾクッと震えが出るのは、熱の発生より失う方が多いことによる体の防御反応です。休憩時にこのようなになったら、賢い登山者はゴアテックスのレインウェアなどのハードシェルを着て熱の喪失を防ぎます。

体の中で熱が失いやすい部位はどこでしょうか。一つ目は大切な脳が収まり、たくさんの血液が集まる最重要部の頭部です。二つ目は頭を支える首です。太い血管や重要な神経が密集するところです。三つ目は手首から指先です。先ほど紹介した小物を適切に使うことで熱の喪失を減らすことができます。

重要なことは個人個人の体力、ルート、季節、天候、荷物の量などの条件が違うので、自分自身の判断が重要であるということです。つまり、面倒くさがらずにこまめにレイヤリングを調整し、歩くスピードをコントロールして快適な体温を維持して秋山を楽しみましょう。

加藤ガイドのHPには、自然、花、地質、鉱物などを載せています。