好日山荘 ガイドコラム

好日山荘契約ガイドによる山のコラム

最近の登山靴は履きやすくなりました。

ヒマラヤに出かけるために1985年に特注で作った二重靴を自宅に保管していたので、写真にとってみました。

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1980年に入ると、国を背負ったような大規模な登山隊がだんだん影をひそめだし、ヒマラヤ鉄の時代といわれるような精鋭的な登山隊が山岳雑誌を飾りだしました。私はそんな雑誌の裏表紙に出ていたエベレストを登るK氏がミクロテックス(今はありません)を使った二重靴を履いていた広告を見て、その手作り登山靴の店に走ったのです。青いインナーブーツが印象的でした。写真の靴はその後、エベレストでも使いました。今、手にするとずいぶん重たいものです。

さて、最近の冬用登山靴といえば、私のお気に入りはスカルパ社の製品です。ファントムガイドはビルトインゲイター(ブーツと一体型のオーバーゲイター)が特徴、足首から暖かい空気が逃げづらいネオプレンカフが保温性を高めています。ゴアテックスを使用した登山靴は登山の発展に大いに貢献しています。

rps20120223_105550.jpg 左:ファントムガイド rps20120223_105609.jpg 左:モンブラン

先日、大阪の身近な冬山である、金剛山に行ってきました。ここではトリオレプロを使ってみました。本来は夏の北アルプスなど雪渓と岩稜に対応したサマーマウンテニアリングブーツの位置づけの登山靴です。クランポンも完璧に装着できます。

20120222_トリオレとクランポン.JPG 左:女性タイプ

私は元々購入した時に入っている中敷きではなく、必ず、スーパーフィート トリムグリーンに入れ替えています。これは最もサポート性に優れていて、かつ最大限の衝撃吸収性を持つタイプでお気に入りです。雪面からの冷えもこのしっかりしたトリムグリーンでだいぶ防いでいると実感していました。が、今回、低山といえども2月の雪山です。しっかりしたクランポンをつけることができるこの靴の保温性を向上させるために中敷きにスーパーフィートのレッドホットというタイプを入れてみました。

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ザンバラン社、スポルティバ社、ローバー社の冬用登山靴もあり、購入の際には実際に足を入れ、しっかり靴ヒモを締め、しっかり確かめて購入しましょう。

加藤ガイドのHPには、自然、花、地質、鉱物などを載せています。