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好日山荘 ガイドコラム

好日山荘契約ガイドによる山のコラム

救急の日 ゴールデンタイムとは?

今日、9月9日日は「救急の日」で1982年(昭和57年)に厚生労働省(厚生省)が制定したものです。

いつ怪我をするか分からないわけですから、、心臓マッサージ、人工呼吸、AEDの使い方など年に一回は講習会を受けておくと良いですね。「救命講習会」でインターネットで調べるとたくさん出てきます。お住まいの地域でも消防署に聞いてみると良いでしょう。

登山・山岳ガイドを認定している社団法人日本山岳ガイド協会でも、認定ガイドやガイドを目指す方向けにファーストエイド講習会を開いています。

転んで手を付いたりして、痛くて歩けない、腫れてきた、内出血を起こしている、幹部が変形している、動かすと音がする、変な方を向いている、指が動かせない、などの症状がある場合は、まずは「骨折」を疑って、患部の上下二箇所間接を固定しましょう。登山の現場では副木を当ててテーピングで固定します。安静にして、患部を心臓より高くして、可能な冷却を行うのが望ましいのです。

出血を伴い骨が飛び出るような骨折を「開放骨折」といい、そうでないものを「皮下骨折」といいます。さて、「ゴールデンタイム」とは何のことでしょうか?

大きな転落・滑落などで骨折すると、泥や葉などで汚染された「開放骨折」を起こすことがあります。切り傷、擦過傷も含めて、ファーストエイドの基本は「汚染創は徹底して洗う」ということです。水圧で汚れを洗い飛ばしたり、ピンセットなどで汚物を取り除きます。開放骨折で患部が汚染された場合、感染骨髄炎の危険性が高まります。

デモ複雑骨折20101104.JPG

骨髄炎や筋肉・筋・神経の機能障害を最小限に留めるには、6時間以内に病院で手術をするのが望ましいのです。この6時間以内のことを「ゴールデンタイム」といいます。登山で上記のような(デモ模型です)に遭遇した場合、ヘリコプターなどですみやかなレスキューが望ましいです。

加藤ガイドのHPでは、キノコ、鉱物、水滴、自然、花、地質、鉱物などを載せています。

登山研修所友の会には役立つ情報がたくさんあります。