好日山荘 ガイドコラム

好日山荘契約ガイドによる山のコラム

中央構造線を見てきた!

過日、山の帰りに中央道を松川ICで降り、伊那大島駅を通過して大鹿村に立ち寄ってみました。目的は「中央構造線博物館」と中央構造線の露頭を実際に見ることでした。

南アルプスの帰りに寄って見ると、登ってきた山々を更に理解できるのでオススメです。

一つ目の目的は休館日の為叶いませんでしたが、玄関崎の岩石標本庭園をじっくり見ることができて良かったです。何しろ、ほかに誰もいないので、一つ一つ、じっくり観察できました。

中央構造線博物館.JPG 中央構造線博物館、背後は大西山の大崩壊跡S36,6月末の大災害

玄関先から見る大西山の崩壊地、断層鞍部も見ることができ、足の下がまさに「中央構造線」であることを実感できます。ランドサットの衛星写真を見ると諏訪湖の南、杖突峠から南下し、三河を通り、紀伊半島紀ノ川、四国の吉野川をつくっています。海を渡って九州八代まで900余kmの大断層であることが分かると思います。

断層鞍部中央構造線.JPG 中央構造線.JPG 小渋川と断層鞍部、撮影場所に向かって真下を中央構造線が走っているのです。

鹿塩という地名からも想像がつくように、この地区には大変塩辛い塩水が湧いています。鹿など野生動物が塩分を求めたのでしょう。近くに鹿塩温泉がありますので是非入ってみてください。この塩が一体どこから湧いているのか、そんなことを考えるのもおもしろいと思います。

山塩01.JPG 山塩02.JPG 成分からみると岩塩由来なのでしょうか。

今回訪ねたところは中央道松川ICから秋葉街道・国道152号線に沿って、大鹿村から地蔵峠を通り、再び中央道飯田ICに戻るコースです。時間に余裕があれば「しらびそ峠」まで上がって赤石岳の大山塊を見てみてください。

実際の露頭は安康川と青木川の合流付近に見られます。道路横に看板があります。

安康露頭01.JPG 安康露頭02.JPG 

 とてつもない圧力でもみくちゃにされグズグズになった岩石ぜひ見てみてください。

登山研修所友の会には役立つ情報がたくさんあります。

加藤ガイドのHPでは、キノコ、鉱物、水滴、自然、花、地質、鉱物などを載せています。