好日山荘 ガイドコラム

好日山荘契約ガイドによる山のコラム

可愛いけれど有毒な植物 スイセンの巻

海岸沿いの温暖な地域では2月には咲き始める「スイセン」ですが、まだまだ身近に咲いていると思います。

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スイセンヒガンバナ科の植物でアルカドイドを含んでいるために、口に入れると中毒で嘔吐したり下痢をしたりします。食中毒のパターンとして、球根を玉ねぎのように調理したり、葉をニラと間違えて調理したりした例や、生けていた水差しの水を子供が飲んだ例もあります。

アルカロイドには多くの種類があるのですが、日頃良く聞く薬物もその仲間なのです。例えば、カフェインはコーヒー豆、緑茶、紅茶、カカオに含まれ中枢神経興奮作用があります。ニコチンはタバコ草に含まれます。喫煙による摂取で依存症になる傾向が大きいものです。アコニチンは毒草として有名なトリカブトに含まれる猛毒成分です。

ヒガンバナ科スイセンアルカロイドはリコリンといい、アルカロイドの中では比較的毒性は強くないのですが、水溶性で熱に対しては安定しています。

スイセン以外にも体内にアルカロイドを含有する植物には、キンポウゲ科、ケシ科、ナス科、マメ科、メギ科、ユリ科トウダイグサ科ウマノスズクサ科などの植物があります。

加藤ガイドのHPでは、キノコ、鉱物、水滴、自然、花、地質、鉱物などを載せています。

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