読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

好日山荘 ガイドコラム

好日山荘契約ガイドによる山のコラム

山の健康管理 Vol.04「心拍数」

山の健康管理 ★加藤智二

巨大な台風が日本にやってきています。本格的なアルプス登山を計画して、準備をするにはうってつけかもしれません。登山用品は災害にも役立つ物ばかりなので、この機会にヘッドランプや燃料、非常食、テントや寝袋を確認してみても良いですね。

 表示 上高地梓川から岳沢・穂高

早朝、上高地バスターミナルを後にして、槍穂高方面に歩くとまず出迎えてくれる岳沢の眺めです。いつものハイキングに比べて、ずっしりとした荷物を担ぐことも多いわけですが、明神、徳沢、横尾と3時間ほどは体調と相談しながら、体を慣らしながら歩くようにしましょう。槍沢を登っていくと槍ヶ岳が迫ってきます。

 表示

心臓に関連するトラブルは多いので注意が必要です。夜行バスによる睡眠不足、標高の高い場所に乗り物できたことなど、体へのストレスは多いのです。先日も登山道で倒れている登山者に遭遇したのですが、今回は日頃健康だと自認する登山者が注意すべき点をご紹介します。頑張り屋、単独好きの男性60歳以上は特に注意した方が良いですよ!

 表示 AED は万能ではありません。

山小屋に設置されることも増えたAEDですが、登山道での心疾患トラブルには間に合わないケース多いです。AEDは自動体外式除細動器と呼ばれ、心臓が小刻みに震えている状態で不規則な収縮を繰り返している心室細動を電気刺激で規則性を取り戻す装置です。気道確保と心臓マッサージ、人工呼吸処置を合わせて行う必要があり、山中でこのような状態に陥るのはできれば避けたいものです。自己管理・予防が一番!

 心拍数を激しく上下動させない。 ⇒ 他の登山者に抜かれても気にしない!= 今日は風景を楽しもう。(トレーニングは日頃から行うものだと私は考えています。) 目安となる心拍数は一般的には(220-年齢)×70% 位、まあ、息ははずむけれど話ができる程度でしょうか。

 水分とミネラル分を摂る。 → 血液の粘度を上げない = ハイドレーションシステムを使えばいつでも小まめに飲めます

加藤ガイドのHP を更新しました。山の写真、鉱物の写真、蔵書の写真を更新、花・キノコ・水滴など写真などを中心に掲載しています。

登山研修所友の会2014/5/3 更新しました。役立つ情報がたくさんあります。