好日山荘 ガイドコラム

好日山荘契約ガイドによる山のコラム

山で見つけたなぜ?どうして? 赤い葉っぱ と 黄色い葉っぱ

紅葉前線のニュースが出ていましたね。

今日のなぜ? 紅葉の色です。

思い起こせば7月の日照り、8月お盆以降の週末台風、標高の高い紅葉の美しさは鮮やかさに欠けていました。皆さんの地域ではどうでしたか?

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日本列島は四方を海に囲まれ、複雑な山岳地形が作り出す多様性が特徴なので、必ず美しい紅葉スポットがあるのです。

貴方のお薦めスポットはどこですか? 

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紅葉には黄色くなる黄葉と赤くなる紅葉があります。山好きの方が良く目にするブナは黄葉ですね。葉っぱには緑色に見えるクロロフィル(葉緑素)と黄色に見えるカロチノイド(ルテインやカロテン)が含まれています。春から夏まではせっせ、せっせと光合成で糖分を作るクロロフィルが優勢なので緑に見えるわけです。

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秋になって日照時間が短くなり気温が下がってくると、光合成の効率も低下し、クロロフィルも分解されてきます。植物のもつ水分を吸い上げる力は弱くなり、葉っぱから蒸発する水分も増え、葉っぱを緑に保つための維持コストが生産される糖分を上回ってきます。

葉を落として冬を乗り越える手段、それが落葉です。

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街路樹の黄葉で目立つ銀杏も同じ仕組みです。

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さて、もう一つの紅葉のメカニズムは黄色とは異なります。

このアントシアニン系の赤い色素は元々の葉には含まれていません。

秋になると木々の光合成効率が低下して落葉の準備を始めるのは(黄葉と)同じです。異なるのは葉の付け根に「離層」という細胞層を作って、葉っぱで合成した栄養や水分の行き来を止めてしまいます。葉に留まった糖分と元々あった物質とが反応して、赤色に見えるアントシアニン系物質に変わります。

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オオカメノキの紅葉ですが、葉っぱが重なって秋口の光合成で糖質からアントシアニンを合成できなかった部分は、クロロフィルが分解され、カロチノイド(ルテインやカロテン)の黄色になっています。

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