連日の猛暑は体に堪えますね・・・と言いながら、白馬村は朝晩は涼しく、まだ自宅のエアコンは一度も稼働していない田中より白馬周辺の登山道情報をお伝えします。
「唐松方面」
連休中に唐松に登った方へ。「おめでとうございます!!」素晴らしい景色を楽しめたのではないでしょうか。
登山道情報: 登山道の雪はほぼ無くなりました。登山道の近くに雪渓は残っておりますが、わざわざ雪渓に下りない限りアイゼンは必要ありません。頂上山荘手前の岩場の通過は慎重に。
「栂池から白馬乗鞍、白馬大池、白馬岳方面への登山道」
栂池自然園から望む白馬三山と大雪渓(写真提供 山案内人 石原ガイド)
登山道情報: 天狗原~白馬乗鞍山頂間の雪渓は例年と変わらないくらいの積雪量です。7月中の登山をお考えの方は、軽アイゼン(6本以上またはチェーン)必須です。
8月にお考えの方は、積雪状況を再確認ください。
白馬乗鞍以降、白馬大池、小蓮華、白馬岳方面は整備が終わり歩きやすい状況です。
「白馬大雪渓」
猛暑でも大雪渓の谷の中は天然クーラーでいつも涼しくて快適です。
登山道情報: 軽アイゼン(6本以上、またはチェーンアイゼン)必須です。白馬大雪渓に関しては季節、時期に関わらず必ずアイゼンが必要です。10本爪以上のアイゼンで行っても決して大げさではありません(重いのが難点ですが)。また、トレッキングポールの使用も強くお勧めします。
連休中に白馬店に寄ってくださったお客様から「アイゼン持ってなくて下れない人を見た」や「4本爪アイゼンだと滑って怖かった」との話を聞きました。もちろん、ご本人の歩行技術にもよりますが、ご心配な方は4本ではなく、6本爪以上のアイゼンをご使用ください。
「白馬鑓温泉」
白馬鑓温泉への登山道は現在通行止めです。同温泉小屋の営業開始に合わせての開通を予定されています。詳しくは、以下、山小屋のHPをご覧ください。
白馬乗鞍岳、白馬大雪渓ルートからの登山をお考えの方は、必ず、アイゼンを持参ください。
↑6本爪
または
チェーンアイゼンがお勧めです。
どちらにしたらよいか等、ご不明な場合は店舗スタッフにご遠慮なくお尋ねください。登山靴(片足でOK)をお持ちいただいて実際に装着してみても良いですね。
それでは、登山シーズン真っ盛りの北アルプスでお待ちしております!!