好日山荘 ガイドコラム

好日山荘契約ガイドによる山のコラム

植物と友達になろう! VOL.03 「セツブンソウ」

低山ではいささか旬が過ぎましたが、日本の山野草はその地域、積雪量、標高、斜面の向きで開花時期に差があります。

まだ見ることができる地域があれば教えてください召せ!

お久しぶりに ⇒ 加藤校長ガイドのHP更新しました。

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春分の日は2017年が3月20日、2018年が3月21日でした。

昼と夜の長さがほぼ等しい(昼のほうが14分ほど長いそうです)日ということで、これから日に日に春が近づくということですね。伊吹山の麓にセツブンソウの里があるということで出かけてみました。

節分とは「季節を分ける」ということで、今年2018年、平成30年の節分は2月3日でした。

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キンポウゲ科の特徴である掌状に細かく分かれた葉で、総苞葉と言うようです。白い萼片は5枚が通常らしいですが、7~8枚の花もありました。

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横からの姿だと確かに萼片ですね。緑色ならすぐに萼片だとわかるのに! では、もともとの花弁はどこに行ったのでしょうか。

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黄色くマッチ棒の頭のように見える「先端が4つ(2つが大きいです)に分かれた筒状」が花弁のようです。蜜腺に変化したのだそうです。8っありますね。

早春のまだ昆虫が少ない時期、白地に黄色でアピールし、筒の奥の蜜を取ろうと頭を突っ込むと花粉が付着するのでしょうか。想像ですが。

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雄蕊は濃い紫色の二つの花粉嚢を持ち、外周から内側に向かって成熟しているようです。中心付近にある赤紫の雌蕊は星型に見える袋果です。成熟と時間差をつけることで、自家受粉を避けているのかもしれません。想像です。

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雌蕊には花粉が付くと子房が膨らみ、雄蕊は脱落しています。

セツブンソウは日本原産で、石灰岩地帯に好んで自生します。地元の方に聞くと種から花を咲かせるのまでには4年ほどの歳月がかかるということです。

キンポウゲ科ということで動物にとって美味しくないか毒となる成分がありそうですが、最近はニホンジカも被害が多くなったということです。余程、食料難なのでしょうか。

 加藤校長のkatomoji'colimnは ⇒ こちら

日本山岳ガイド協会認定 山岳ガイドⅡ 加藤智二 は

 好日山荘登山学校で実技講師です。 ⇒ 加藤校長ガイドのHP